JAJSVE1 September 2024 ADC3669
PRODUCTION DATA
このデバイスには、テスト パターン ジェネレータが内蔵されているため、LVDS 出力のデバッグやキャリブレーションを簡単に行えます。テスト パターン ジェネレータは、図 7-63 に示すように DDC の後に配置されています。
テスト パターン ジェネレータをイネーブルにすると (レジスタ 0x14A の <TEST PATTERN>)、現在の出力データ サンプル、通常の ADC またはデシメーション データをすべて置き換えます。テスト パターンはすべてのチャネルで同じです。テスト パターン ブロックは、20 ビットのテスト パターンを生成します。パターンは <TEST PATTERN> フィールドの値によって制御されます。
デシメーションでは、テスト パターン ブロックは、デフォルトでデシメーションされたクロックで動作します。レジスタ 0x14A の <PATTERN CLK> フィールドをセットすることにより、Fs クロックで動作するように切り替えることもできます。テスト パターン機能は、低レイテンシ動作モードではイネーブルにできません。
以下のレジスタ書き込みを使用すると、16 ビットの出力分解能でステップ サイズ 1 のランプ パターンを構成できます。ADDR | データ | 説明 |
---|---|---|
0x14A | 0x02 | カスタム ステップ サイズでランプ パターンを有効化します |
0x14B | 0x10 | ステップ サイズは 16LSB (20 ビット分解能の場合) であり、16 ビット分解能の 1LSB に相当します |