JAJSOB8B March 2023 – April 2024 ADS127L21
PRODUCTION DATA
シリアル インターフェイスによる通信は、フレームの概念に基づいています。フレームは、データのシフト インまたはシフト アウトに必要な、規定された数の SCLK で構成されます。フレームは CS を Low にすると開始され、CS を High にすると終了します。CS を High にすると、デバイスは、入力データの最後の 16 ビット (CRC モードでは 24 ビット) を解釈します。このデバイスは、デバイスにシフトインーされたデータの量に関係なく、最後の 16 (または 24) ビットを解釈します。通常は、入力フレームが出力フレームのサイズと一致するよう、必要に応じて入力フレームを先行 0 でパディングします。ただし、全二重モードでデータを送受信しない場合、16 ビット フレーム オプション (CRC モードでは 24 ビット フレーム) を使用すると、フレームサイズが短くなります。出力フレーム サイズは、表 7-15 に示すように、プログラムされたデータ分解能 (16 ビットまたは 24 ビット) や、オプションの STATUS ヘッダと CRC バイトによって異なります。ADC の電源投入またはリセット後のデフォルトの出力フレーム サイズは 24 ビットです。3 線式 SPI モードでは、同期を維持するために、入力フレームが SPI の出力フレームのサイズと一致しているようにします。
分解能 (ビット数) | STATUS バイト | CRC バイト | フレーム サイズ (ビット数) |
---|---|---|---|
24 | なし | なし | 24 |
24 | なし | あり | 32 |
24 | あり | なし | 32 |
24 | あり | あり | 40 |
16 | なし | なし | 16 |
16 | なし | あり | 24 |
16 | あり | なし | 24 |
16 | あり | あり | 32 |