JAJSHS7 August   2019 AFE7769

PRODUCTION DATA.  

  1. 1特長
  2. 2アプリケーション
  3. 3概要
    1.     AFE7769 のブロック図
  4. 4改訂履歴
  5. 5概要(続き)
  6. 6デバイスおよびドキュメントのサポート
    1. 6.1 ドキュメントの更新通知を受け取る方法
    2. 6.2 コミュニティ・リソース
    3. 6.3 商標
    4. 6.4 静電気放電に関する注意事項
    5. 6.5 Glossary
  7. 7メカニカル、パッケージ、および注文情報

パッケージ・オプション

メカニカル・データ(パッケージ|ピン)
サーマルパッド・メカニカル・データ
発注情報

概要(続き)

AFE7769 の各レシーバ・チェーンには、広帯域パッシブ IQ 復調器を接続した 28dB レンジのデジタル・ステップ・アッテネータ (DSA) と、プログラム可能なアンチ・エイリアス・ローパス・フィルタ付きベースバンド・アンプが含まれ、連続時間型シグマ・デルタ ADC を駆動します。RX チェーンは最大 200MHz の瞬時帯域幅 (IBW) を受信できます。レシーバの各チャネルには 2 つのアナログ・ピーク電力検出器と、各種のデジタル電力検出器が搭載されており、レシーバ・チャネルを外部または内部から自律的に AGC 制御するのに役立ちます。また、デバイスの信頼性を確保するための RF 過負荷検出器も搭載されています。内蔵の QMC (直交ミスマッチ補償) アルゴリズムは、特定の信号の注入もオフラインでの較正も行わずに、RX チェーンの I と Q の不均衡によるミスマッチ (不整合) を連続的に監視および補正できます。

トランスミッタの各チェーンには、2 つの 14 ビット、3Gsps IQ DAC に続き、プログラマブル再構成および DAC イメージ除去フィルタと、39dB レンジのゲイン制御付き広帯域 RF アンプを駆動する IQ 変調器が含まれます。TX チェーンには QMC および LO リーク・キャンセル・アルゴリズムが統合されているため、FB パスを利用して TX チェーンの IQ ミスマッチと LO リークを常時追跡および修正できます。

各 FB パスは RF サンプリング・アーキテクチャに基づいており、14 ビット、3Gsps の RF ADC を駆動する入力 RF DSA を内蔵しています。このダイレクト・サンプリング・アーキテクチャにより、本質的に広帯域なレシーバ・チェーンを実現し、TX チェーンの性能低下を簡単に較正できます。各 FB パスは、観測する 2 つの RF 入力バンドを高速に切り替えることができる 2 つの独立した NCO を内蔵しています。

シンセサイザ・セクションは、4 つの異なる RF LO を生成できる 4 つのフラクショナル N RF PLL を内蔵しているため、本デバイスは最大 2 つの異なるバンド (各バンドを 2 つのトランスミッタ、2 つのレシーバ、1 つのフィードバック・パスとして構成) をサポートできます。