JAJSQS5 july 2023 AFE7955
PRODUCTION DATA
AFE7955 は、高性能で広帯域のマルチチャネル・トランシーバで、2 つの RF サンプリング・トランスミッタ・チェーンと 3 つの RF サンプリング・レシーバ・チェーンを内蔵しています。このデバイスは、最大 12GHz で動作するため、追加の周波数変換段を必要とせず、L、S、C、X バンドの周波数範囲について直接 RF サンプリングが可能です。密度と柔軟性の向上により、多くのチャネル数を持つマルチミッション・システムが可能になります。
TX 信号パスは、TX チャネルあたり最大 1200MHz の信号帯域幅を実現する補間およびデジタル昇圧変換オプションをサポートしています。DUC の出力は、2 次ナイキスト動作を拡張する混在モード出力方式で 12GSPS の DAC (D/A コンバータ) を駆動します。 DAC 出力は、40dB レンジ、1dB アナログ・ステップ、0.125dB デジタル・ステップの可変ゲイン・アンプ (TX DSA) を内蔵しています。
2 つのレシーバ・チェーンには、25dB レンジの DSA (デジタル・ステップ・アッテネータ) と、3GSPS の ADC (A/D コンバータ) が含まれています。2 つのレシーバ・チャネルは、外部または内部の自律的な AGC (自動ゲイン制御) を補助するためのアナログ・ピーク電力検出器とさまざまなデジタル電力検出器、およびデバイスの信頼性を確保するための RF 過負荷検出器を備えています。柔軟なデシメーション・オプションにより信号帯域幅を RX チャネルごとに最高 1200MHz で最適化できます。
追加のレシーバ・チャネルには、最大 1200MHz の帯域幅をサポートする単一の広帯域 DDC があります。