このデバイスには、複数のシステム クロック出力があります。これらの出力クロックの概要は、以下のとおりです。
- MCU_SYSCLKOUT0
- MCU_SYSCLKOUT0 は、MCU ドメインのシステム クロック (MCU_SYSCK0) を 4 分周したものです。このクロック出力は、テストとデバッグのみを目的としています。
- MCU_OBSCLK0
- 監視クロック出力は、テストとデバッグのみを目的としています。
- SYSCLKOUT0
- SYSCLKOUT0 は、MAIN ドメインのシステム クロック (MAIN_SYSCLK0) を 4 分周したものです。このクロック出力は、テストとデバッグのみを目的としています。
- CLKOUT0
- CLKOUT0 は、イーサネット サブシステム クロック (MAIN_PLL0_HSDIV4_CLKOUT) を 5 分周または 10 分周したものです。このクロック出力は、外部 PHY のソースとして供給されます。RMII クロック ソース (50MHz) として動作するように構成するときは、デバイスが適切に動作するように信号を RMII_REF_CLK ピンにも配線する必要があります。
- OBSCLK0
- 監視クロック出力は、テストとデバッグのみを目的としています。
- GPMC_FCLK_MUX
- GPMC_FCLK_MUX は、GPMC0 機能クロック (GPMC_FCLK) です。このクロックは、接続されているデバイスが連続的に動作するクロックを必要とするとき、代替の GPMC インターフェイス クロックとして供給されます。
詳細については、デバイス TRM の「クロック処理」の章にある「クロック出力」セクション、および「ペリフェラル」の章にある「GPMC クロックの構成」セクションを参照してください。