JAJSDY9B April 2015 – April 2019 AM3358-EP
PRODUCTION DATA.
AM3358-EP マイクロプロセッサは、ARM Cortex-A8 プロセッサをベースとして画像、グラフィック処理、ペリフェラル、および PROFIBUS などの産業用インターフェイス・オプションを追加して拡張したデバイスです。さらに、高レベルのオペレーティング・システム(HLOS)をサポートしています。 Linux®および Android™は、TIから無料で利用可能です。
AM3358-EPマイクロプロセッサには、機能ブロック図に示すサブシステムが含まれています。各サブシステムについて、以下で簡単に説明します。
マイクロプロセッサ・ユニット(MPU)サブシステムは、ARM Cortex-A8プロセッサおよび PowerVR SGX™グラフィック・アクセラレータ・サブシステムをベースとして、3Dグラフィック・アクセラレーションにより、ディスプレイやゲーム用の効果をサポートします。
PRU-ICSSはARMコアと分離されているため、独立の動作とクロック供給が可能で、より効率的で柔軟な設計が可能です。PRU-ICSSにより、PROFINET、EtherNet/IP、PROFIBUS、Ethernet Powerlink、Sercos、その他の追加ペリフェラル・インターフェイスやリアルタイム・プロトコルが利用可能になります。さらに、PRU-ICSSのプログラム可能な性質と、ピン、イベント、およびすべてのシステム・オン・チップ(SoC)リソースにアクセスできることから、高速でリアルタイムの応答を柔軟に提供し、特化したデータ処理操作や、カスタム・ペリフェラル・インターフェイスを実現可能で、SoCの他のプロセッサ・コアをタスクの負荷から解放できます。