11.2.1.2.1 基本動作
Figure 23に示す構成では、ATL431LIがコンパレータとして機能し、VREFピン電圧を内部仮想基準電圧と比較します。適切なカソード電流(IK)が供給されると、ATL431LIは十分な開ループ・ゲインを確保できるため、高速に応答します。Figure 24に示すように、RSUP=10kΩ (IKA=500µA)の場合、RSUP=1kΩ (IKA=5mA)に比べて応答がずっと遅くなります。ATL431LIの動作電流(IMIN)の最大値は1mAであるため、それを下回る値で動作させるとゲインは小さくなり、応答が遅くなります。