JAJSFW4B July 2017 – November 2018 ATL431LI , ATL432LI
PRODUCTION DATA.
この回路の出力電流範囲は、構成図に示す式で求められます。VREF = 2.5Vであることに留意します。検出抵抗RSの選定に際しては、IOが目標電流値に達したとき、ATL43xLIでは検出抵抗が2.5Vを生成する必要があります。2.5Vというオーバーヘッド電圧が受け入れられない場合は、TLV43xやTLVH43xといった基準電圧の低いデバイスを検討してください。
出力電流の精度は、選択したATL43xLIの精度と検出抵抗RSの精度で決まります。ATL43xLIの内部仮想基準電圧は、使用するバージョンに応じて2.5V± (0.5%または1.0%)の範囲内となります。出力電流の精度に関するもう一つの検討事項は、ATL43xLIとRSの温度係数です。これらのパラメータの仕様については、電気的特性表を参照してください。