JAJSEW4D May 2017 – September 2024 AWR1642
PRODUCTION DATA
AWR1642 デバイスには、ミリ波ブロック全体と、2 個のトランスミッタと 4 個のレシーバのためのアナログ ベースバンド シグナル チェーン、およびお客様がプログラム可能な MCU が含まれています。このデバイスは、メモリ、処理能力、アプリケーション コード サイズの要件が厳しくない使用事例において、オンチップ レーダーとして使用できます。これらの使用事例には、24GHz 狭帯域実装から進化しつつあるコスト重視の車載用アプリケーションおよび新たに出現した単純な超短距離レーダー アプリケーションが含まれます。このデバイスの代表的なアプリケーション例として、基本的なブラインド スポット検出やパーキング アシストなどがあります。
拡張性の観点から見ると、AWR1642 デバイスは、より大きいアプリケーション ソフトウェア フットプリントのための追加のメモリと、より速いインターフェイスとを必要とする場合があるより複雑なアプリケーションに対応するため、外付けのローエンド MCU と組み合わせて使用できます。AWR1642 デバイスは、シリアル LVDS などの高速データ インターフェイスも搭載しているので、
より高性能な外部処理ブロックとのインターフェイスに適しています。ここでシステム設計者は、AWR1642 を選択して ADC の未加工データを提供できます。