JAJSJR6A december 2020 – august 2023 BQ25157
PRODUCTION DATA
このデバイスは、最大 500mA の充電電流、および最大限の充電を可能にする最小 0.5mA の終止電流をサポートしています。本バッテリは、 プリチャージ、定電流、定電圧レギュレーションの 3 段階を含む、標準のリチウムイオン充電プロファイルを使用して充電されます。
本デバイスには高度なパワー・パス管理および制御機能が内蔵されているため、不良アダプタを使用している場合でも、システムに電力を供給すると同時にバッテリを充電できます。また、ホストから I2C を介してパワー・パスを制御することもできます。これにより、入力アダプタやバッテリを物理的な取り外しを行わずにホストから切断できます。単一の押しボタン入力により、ボタン・コントローラ IC を個別に追加する必要がなくなり、ソリューション全体のフットプリントが小さくなります。この押しボタン入力は、ウェイク機能やシステムのリセットに使用できます。16 ビットの ADC により、正確なバッテリ電圧監視が可能であり、バッテリの健全性を監視するための低 Iq 測定に使用できます。また、TS ピンに接続されるサーミスタや、ADCIN ピン経由の外部システムの信号を使用して、バッテリ温度を測定することもできます。動作時およびシャットダウン時の静止電流が小さいため、最大のバッテリ駆動時間が得られます。入力電流制限、充電電流、LDO 出力電圧、その他のパラメータは、I2C インターフェイスによりプログラム可能なため、BQ25157 は非常に柔軟な充電ソリューションとなります。電圧ベースの JEITA 互換 (または標準の HOT/COLD) バッテリパック・サーミスタ監視入力 (TS) が含まれており、バッテリの温度を監視しながら、充電中のバッテリが安全な温度範囲を逸脱しないよう、充電パラメータを自動的に変更します。温度スレッショルドは I2C からもプログラム可能です。これにより、ホストから熱充電プロファイルをカスタマイズできます。本充電器は、5V USB 入力に対して最適化されています。入力過渡応答に耐える絶対最大定格は 20V です。また、デバイスにはリニア・レギュレータも内蔵されており、無線やプロセッサ用に低ノイズのレールを提供し、I2C 経由で独立にソースおよび制御が可能です。