JAJSMK4B February 2017 – July 2024 CC3120
PRODUCTION DATA
CC3120R デバイスは、Wi-Fi®、Bluetooth® Low Energy、Sub-1GHz、ホスト MCU で構成される SimpleLink™ マイクロコントローラ (MCU) プラットフォームの製品です。これらはすべて、シングルコアのソフトウェア開発キット (SDK) と豊富なツール セットを持つ、共通の使いやすい開発環境を共有しています。SimpleLink™ プラットフォームの統合を 1 回行うだけで、どのようなデバイスの組み合わせでも個々の設計に追加でき、設計要件に変更があっても、コードを 100% 再利用することができます。詳細については、www.ti.com/simplelink をご覧ください。
テキサス・インスツルメンツ™の CC3120R デバイスですべての MCU を IoT に接続します。Wi-Fi Alliance® 認定の CC3120R は、第 2 世代 SimpleLink™ Wi-Fi® ファミリの製品であり、低消費電力インターネット接続機能を驚くほど簡単に実装できます。
CC3120R は、Wi-Fi およびインターネット プロトコルをすべて ROM に実装しており、専用の内蔵 Arm® ネットワーク プロセッサで実行できるため、ホスト MCU の負担が大幅に軽減され、システム統合が容易になります。
CC3120R Wi-Fi® Internet-on-a chip™ に専用の Arm® MCU が搭載されており、ネットワーク アクティビティの多くをホスト MCU からオフロードできます。このサブシステムには、802.11b/g/n 無線、ベースバンド、MAC が含まれ、強力な暗号化エンジンが搭載されているため、256 ビットの暗号化を使用して、高速で安全なインターネット接続が可能です。CC3120R はステーション、AP、Wi-Fi Direct モードをサポートしています。また、このデバイスは WPA2™ パーソナルおよびエンタープライズ セキュリティと、WPA3™ パーソナルおよびエンタープライズにも対応しています。TCP/IP、TLS/SSL スタック、HTTP サーバー、および複数のインターネット プロトコルも内蔵しています。CC3120R は、AP モードに基づく HTTP、SmartConfig™ テクノロジ、WPS2.0 など、各種の Wi-Fi プロビジョニング手法に対応しています。
TI の第 2 世代 SimpleLink™ Wi-Fi® ファミリの製品である CC3120R は、次のような新しい機能や強化された能力を備えています。
CC3120R には、薄くて使いやすいホスト ドライバが付いており、ネットワーク アプリケーションの統合や開発を簡単に行えます。ホスト ドライバは、ほとんどのプラットフォームとオペレーティング システム(OS)に簡単に移殖できます。ANSI-C (C99) に厳密に準拠して記述されており、最小限のプラットフォーム アダプテーション層 (移植層) が必要です。メモリのフットプリントが小さく、あらゆるクロック速度の 8/16/32 ビット MCU で動作できます (性能にもリアルタイム性能にも影響されません)。
CC3120R デバイスは、レイアウトが容易な VQFN パッケージで供給され、さまざまなツールとソフトウェア、サンプル アプリケーション、ユーザーおよびプログラミング ガイド、リファレンス デザイン、TI E2E™ サポート コミュニティを含む、完全なプラットフォーム ソリューションです。CC3120R は SimpleLink MCU エコシステムの製品です。
部品番号 (1) | パッケージ | パッケージ サイズ |
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CC3120RNMARGKT/R | VQFN (64) | 9.00mm × 9.00mm |