JAJSDY3F July 2017 – January 2024 CDCI6214
PRODUCTION DATA
デバイスごとのパッケージ図は、PDF版データシートをご参照ください。
CDCI6214 デバイスは、超低消費電力のクロック ジェネレータです。このデバイスは位相ロック ループに対して2つの独立した基準入力を選択でき、構成可能な差動出力チャネルに最大4つの異なる周波数を生成でき、基準クロックをLVCMOS出力チャネルにコピーすることもできます。
4 つの出力チャネルには、それぞれの構成可能な整数分周器があります。これにより、出力多重化と合わせて最大5つの異なる周波数が得られます。クロック分配分周器は決定論的な方法でリセットされるため、クリーンなクロック ゲート処理とグリッチのない更新能力が得られます。柔軟なパワーダウン オプションにより、デバイスの消費電力がアクティブとスタンバイの両方の動作で最小になるよう、最適化できます。4 つの 156.25MHz LVDS 出力について、標準の消費電力は 1.8V において 150mW です。標準的な RMS ジッタは 100MHz HCSL 出力について 386fs で、PCIe アプリケーションのシステム マージンが拡張されます。
CDCI6214 は、I2C 互換のシリアル インターフェイスおよび内蔵 EEPROM によりアクセスできる内部レジスタを使用して構成されています。
CDCI6214 を使用すると、1 つの基準クロックで動作する高性能クロック ツリーを非常に低い消費電力と小さなフットプリントで実現できます。CDCI6214 の EEPROM は工場出荷時またはユーザーがプログラム可能で、使いやすく即座にオンになる低消費電力クロック供給機能として設計されています。