JAJSGA1A October 2018 – December 2018 DAC43608 , DAC53608
PRODUCTION DATA.
Table 1 に示すように DACx3608 では、1 回の更新のために、スタート条件、有効な I2CTM アドレス・バイト、コマンド・バイト、2 つのデータ・バイト (最上位データ・バイト (MSDB) と最下位データ・バイト (LSDB)) を必要とします。
MSB | .... | LSB | ACK | MSB | ... | LSB | ACK | MSB | ... | LSB | ACK | MSB | ... | LSB | ACK |
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アドレス (A) バイト | コマンド・バイト | MSDB | LSDB | ||||||||||||
DB [32:24] | DB [23:16] | DB [15:8] | DB [7:0] |
Figure 59 に示すように、各バイトの受信後、DACx3608 ファミリは 1 つのクロック・パルスの High 期間中に SDA ラインを Low にすることで、確認応答を行います。この 4 つのバイトと確認応答サイクルにより、1 回の更新を実行するために必要な 36 のクロック・サイクルが生成されます。有効な I2CTM アドレス・バイトによって、DACx3608 が選択されます。
コマンド・バイトは、選択された DACx3608 の動作モードを設定します。このバイトによって動作モードが選択されると、DACx3608 シリーズは、データ更新を実行するために、最上位データ・バイト (MSDB) と最下位データ・バイト (LSDB) という 2 つのデータ・バイトを受信する必要があります。DACx3608 は、LSDB に続く確認応答信号の立ち下がりエッジで更新を実行します。
Fast モード (クロック = 400kHz) を使用すると、最大 DAC 更新レートは 22.22kSPS となります。Fast+ モード (クロック = 1MHz) を使用すると、最大 DAC 更新レートは 55.55kSPS となります。ストップ条件を受信すると、DACx3608 ファミリは I2CTM バスを解放し、新たなスタート条件を待ちます。