JAJSUV5A June 2024 – August 2024 DLPA3085
PRODUCTION DATA
DLPA3085 は、下記の 2 つの SPI クロック周波数モードをサポートする 4 線式 SPI ポートを備えています。0MHz~36MHz および 20MHz~40MHz。クロック周波数モードは、レジスタ DIG_SPI_FAST_SEL で設定できます。このインターフェイスは、読み取りと書き込みの両方の動作をサポートしています。SPI_SS_Z 入力は、SPI ポートのアクティブ Low チップ セレクトとして機能します。レジスタへの書き込みまたはレジスタからの読み出しを行うには、SPI_SS_Z 入力を強制的に Low にする必要があります。SPI_SS_Z を強制的に High にすると、SPI_MOSI 入力のデータは無視され、SPI_MISO 出力は強制的に高インピーダンス状態になります。SPI_MOSI 入力は、ポートのシリアル データ入力として機能し、SPI_MISO 出力はシリアル データ出力として機能します。SPI_CLK 入力は、入力データと出力データの両方のシリアル データ クロックとして機能します。SPI_MOSI 入力のデータは SPI_CLK の立ち上がりエッジでラッチされ、SPI_CLK の立ち下がりエッジで SPI_MISO 出力から出力されます。図 6-20 に、SPI ポート プロトコルを示します。バイト 0 はコマンド バイトと呼ばれ、最上位ビットは書き込み / 非読み取り (W/nR) ビットです。W/nR ビットについては、1 は書き込み動作、0 は読み取り動作を示します。コマンド バイトの残りの 7 ビットは、書き込みまたは読み取り動作の対象となるレジスタ アドレスです。SPI ポートは、自動インクリメント モードの実装により、連続した複数のレジスタ アドレスの書き込みおよび読み取り動作をサポートします。図 6-20 に示すように、自動インクリメント モードは、複数のデータ バイトに対して SPI_SS_Z 入力を Low に保持するだけで起動されます。レジスタ アドレスは、データ バイトが転送されるたびに、コマンド バイトで指定されたアドレスから自動的にインクリメントされます。アドレス 0x7Fh に達すると、アドレス ポインタは 0x00h に戻ります。