JAJSML1C November 2021 – August 2022 DRV8245-Q1
PRODMIX
SR ピン (HW バリアント) または CONFIG3 レジスタの S_SR ビット (SPI バリアント) により、ドライバのスルーレートが決まります。これによって、ユーザーは PWM スイッチング損失を最適化しながら、 EM の適合要件を満たすことができます。HW バリアントの場合、SR は 6 レベルの設定ですが、SPI バリアントでは、8 レベルの設定があります。誘導性負荷の場合、還流パスが VM へのハイサイド・パスを経由するのか、GND へのローサイド・パスを経由するのかによって、デバイスのスルーレート制御が異なります。使用事例に応じて、スルーレートの範囲および値については、「電気的特性」セクションの「ハイサイド還流」または「ローサイド還流」のスイッチング・パラメータ表を参照してください。
HW バリアントでは、電源オンまたはスリープからのウェークアップ後のデバイス初期化時に、SR ピンがラッチされます。動作中の更新はブロックされます。
SPI バリアントでは、SPI 通信が利用可能なときに S_SR ビットに書き込むことによって、いつでもスルーレート設定を変更できます。この変更はすぐに反映されます。