SDI 入力データ・ワードは 2 バイト長であり、以下のフォーマットで構成されています。
- コマンド・バイト (最初のバイト)
- MSB ビットはフレームの種類を示します (標準フレームの場合、ビット B15 = 0)。
- MSB の次のビット W0 は、読み取り / 書き込み動作を示します (ビット B14、書き込み = 0、読み取り = 1)。
- 次に 6 つのアドレス・ビット A[5:0] (ビット B13~B8) が続きます。
- データ・バイト (2 番目のバイト)
- 2 番目のバイトは、データ D[7:0] (ビット B7~B0) を示します。読み取り動作では、これらのビットは通常ヌル値に設定されます。書き込み動作では、アドレス指定されたレジスタのデータ値がこれらのビットに設定されます。
表 8-20 SDI - 標準フレーム・フォーマット
|
コマンド・バイト |
データ・バイト |
ビット |
B15 |
B14 |
B13 |
B12 |
B11 |
B10 |
B9 |
B8 |
B7 |
B6 |
B5 |
B4 |
B3 |
B2 |
B1 |
B0 |
データ |
0 |
W0 |
A5 |
A4 |
A3 |
A2 |
A1 |
A0 |
D7 |
D6 |
D5 |
D4 |
D3 |
D2 |
D1 |
D0 |
SDO 出力データ・ワードは 2 バイト長であり、以下のフォーマットで構成されています。
- ステータス・バイト (最初のバイト)
- MSB の 2 ビットは HIGH に固定 (B15、B14 = 1)
- 次の 6 ビットは、FAULT SUMMARY レジスタ (B13:B8) の値が出力されます。
- レポート・バイト (2 番目のバイト)
- 2 番目のバイト (B7:B0) は、読み出し動作 (W0 = 1) の場合、読もうとするレジスタの現在のデータであり、書き込みコマンド (W0 = 0) の場合、書き込まれるレジスタに存在するデータです。
表 8-21 SDO - 標準フレーム・フォーマット | ステータス・バイト | レポート・バイト |
---|
ビット | B15 | B14 | B13 | B12 | B11 | B10 | B9 | B8 | B7 | B6 | B5 | B4 | B3 | B2 | B1 | B0 |
データ | 1 | 1 | FAULT | VMOV | VMUV | OCP | TSD | SPI_ERR | D7 | D6 | D5 | D4 | D3 | D2 | D1 | D0 |