DRV8424/25:33V、330/550mΩ HS + LS
DRV8436:48V、900mΩ HS + LS
DRV8434:48V、330mΩ HS + LS
DRV8426 は、産業用および民生用アプリケーション向けのステッピング・モータ・ドライバです。デバイスには 2 つの N チャネル・パワーMOSFET H ブリッジ・ドライバ、マイクロステッピング・インデクサ、および電流検出機能が完全に統合されています。DRV8426 は最大 1.5A フルスケール出力電流を駆動できます (PCB の設計に依存)。
DRV8426 は電流検出アーキテクチャを内蔵しているため、2つの外部電力検出抵抗が不要になり、PCB面積とシステムコストを削減できます。本デバイスは、スマート・チューン、スロー、ミックスのディケイ・オプションを選択できる内部 PWM 電流レギュレーション方式を採用しています。スマート・チューンは、最適な電流レギュレーションを自動的に調整し、モータの変動と経年変化を補償し、モータからの可聴ノイズを低減します。
シンプルな STEP/DIR インターフェイスにより、外部コントローラからステッピング・モータの方向とステップ速度を制御できます。デバイスは、フルステップから 1/256 マイクロステッピングまでのモードに構成可能です。専用の nSLEEP ピンを使用して、低消費電力のスリープ・モードを実現します。電源の低電圧、チャージ・ポンプ障害、過電流、短絡、過熱に対する保護機能が備わっています。フォルト条件は、nFAULT ピンで通知されます。
部品番号 | パッケージ | 本体サイズ (公称) |
---|---|---|
DRV8426PWPR | HTSSOP (28) | 9.7mm × 4.4mm |
DRV8426RGER | VQFN (24) | 4.0mm × 4.0mm |
Date Letter Revision History Changes Intro HTMLB (May 2021)to RevisionC (July 2022)
Date Letter Revision History Changes Intro HTMLA (October 2020)to RevisionB (May 2021)
Date Letter Revision History Changes Intro HTML* (2020 年 5 月)to RevisionA (2020 年 10 月)
ピン | I/O | 種類 | 説明 | ||
---|---|---|---|---|---|
名称 | 番号 | ||||
HTSSOP | VQFN | ||||
AOUT1 | 4、5 | 3 | O | 出力 | 巻線 A 出力。ステッピング・モータの巻線に接続します。 |
AOUT2 | 6, 7 | 4 | O | 出力 | 巻線 A 出力。ステッピング・モータの巻線に接続します。 |
PGND | 3、12 | 2、7 | — | 電源 | 電源グランド。システム・グランドに接続します。 |
BOUT2 | 8, 9 | 5 | O | 出力 | 巻線 B 出力。ステッピング・モータの巻線に接続します。 |
BOUT1 | 10、11 | 6 | O | 出力 | 巻線 B 出力。ステッピング・モータの巻線に接続します。 |
CPH | 28 | 23 | — | 電源 | チャージ・ポンプのスイッチング・ノード。X7R、0.022µF、VM 定格セラミック・コンデンサを CPH と CPL の間に接続します。 |
CPL | 27 | 22 | |||
DIR | 24 | 19 | I | 入力 | 方向入力。ロジック・レベルによりステッピング方向を設定します。内部プルダウン抵抗。 |
ENABLE | 25 | 20 | I | 入力 | 論理 Low でデバイスの出力をディセーブル。論理 High でイネーブル。DVDD への内部プルアップ。OCP および OTSD 応答のタイプも決定します。 |
DVDD | 15 | 10 |
O |
電源 | ロジック電源電圧。X7R、0.47µF~1µF、6.3V または 10V 定格セラミック・コンデンサを GND との間に接続します。 |
GND | 14 | 9 | — | 電源 | デバイスのグランド。システム・グランドに接続します。 |
VREF | 17 | 12 | I | 入力 | 電流設定リファレンス入力。DRV8426 の最大値 3.3V。DVDD と抵抗分割器を使用して VREF を供給できます。 |
M0 | 18 | 13 | I | 入力 | マイクロステッピング・モード設定ピン。ステップ・モードを設定します。内部プルダウン抵抗。 |
M1 | 22 | 17 | |||
DECAY0 | 21 | 16 | I | 入力 | ディケイ・モード設定ピン。ディケイ・モードを設定します (Topic Link Label7.3.6 セクションを参照)。 |
DECAY1 | 20 | 15 | |||
STEP | 23 | 18 | I | 入力 | ステップ入力。立ち上がりエッジでインデクサが 1 ステップ進みます。内部プルダウン抵抗。 |
VCP | 1 | 24 | — | 電源 | チャージ・ポンプの出力。X7R、0.22μF、16V セラミック・コンデンサを VM との間に接続します。 |
VM | 2、13 | 1、8 | — | 電源 | 電源。モータ電源電圧に接続し、VM 定格の 2 つの 0.01µF セラミック・コンデンサ (各ピンに 1 つずつ) と 1 つのバルク・コンデンサを使用して PGND にバイパスします。 |
TOFF | 19 | 14 | I | 入力 | 電流チョッピング中のディケイ・モードのオフ時間を設定します。4 レベル・ピン。また、スマート・チューン・リップル・コントロール・モードでリップル電流を設定します。 |
nFAULT | 16 | 11 | O | オープンドレイン | フォルト通知。フォルト条件により論理 Low に駆動されます。オープンドレイン出力には外部プルアップ抵抗が必要です。 |
nSLEEP | 26 | 21 | I | 入力 | スリープ・モード入力。ロジック High でデバイスをイネーブル。ロジック Low で低消費電力スリープ・モードに移行。内部プルダウン抵抗。nSLEEP Low パルスにより、フォルトがクリアされます。 |
PAD | - | - | - | - | サーマル・パッド。システム・グランドに接続します。 |