JAJSKW9 December 2020 DRV8434S
PRODUCTION DATA
どちらかのコイルの巻線電流が、オープン負荷電流スレッショルド (IOL) とインデクサによって設定された ITRIP レベルを下回り、この条件が開放負荷検出時間 (tOL) を超えて持続した場合、開放負荷条件が検出されます。開放負荷検出を有効にするには、EN_OL ビットを「1」にする必要があります。
開放負荷フォルトが検出されると、SPI レジスタの OL ビットと FAULT ビットが High にラッチされ、nFAULT ピンが Low に駆動されます。OL_A ビットが High の場合、それは巻線 A (AOUT1 と AOUT2 の間) の開放負荷フォルトを示します。同様に、BOUT1 と BOUT2 の間の開放負荷フォルトによって OL_B ビットが High になります。
OL_MODE ビットが「1」の場合、開放負荷条件が解消した後、nFAULT ラインはただちに解放されます。OL_MODE ビットが「0」の場合、開放負荷条件が解消し、かつ CLR_FLT ビットと nSLEEP リセット・パルスのどちらかによって障害クリア・コマンドが発行された後、nFAULT ラインはただちに解放されます。本デバイスの電源を切って再投入した後、またはスリープ・モードから復帰した後にも、このフォルトはクリアされます。