JAJSFL8C July 2018 – December 2023 DRV8847
PRODUCTION DATA
デバイスごとのパッケージ図は、PDF版データシートをご参照ください。
OL1_HS コンパレータの正端子での電圧降下が 2.3V (VOL_HS) を上回ると、コンパレータは出力を 1 (開放負荷あり) に設定します。したがって、OL1_HS コンパレータをトリップするのに必要な電圧は次のように計算されます。
式 26 を 式 27 に当てはめると、次のようになります。
式 28 を解くと、負荷抵抗 (RL) は次のように表されます。
VAVDD と VOL_HS を 式 29 に入力すると、負荷抵抗 (RL) は (-)10.2kΩ と計算されます。抵抗値は負であるため、OL1_HS コンパレータの正端子の電圧は常に VOL_HS より高くなり、コンパレータ出力は常に High (1) になります。