JAJSFL8C July 2018 – December 2023 DRV8847
PRODUCTION DATA
デバイスごとのパッケージ図は、PDF版データシートをご参照ください。
OLD 回路は、電流源 (および電流シンク)、直列シーケンス スイッチ (デジタル コアによってシーケンスされる)、抵抗、コンパレータの 4 つの主要コンポーネントで構成されています。グランド (GND) に接続された負荷の場合、図 8-18 に示すように、電流源 (IOL_PU) が OUTx ノードを内部レギュレータ電圧 (AVDD) にプルアップし、電流は内部レギュレータ電圧 (AVDD) から接続負荷を介してグランドに流れます。さらに、電源 (VM) に接続された負荷の場合、図 8-20 に示すように、電流シンク (IOL_PD) が電源電圧 (VM) から接続負荷を経由してグランドに電流をプルダウンします。OUTx 端子に接続された負荷の抵抗は、ソース / シンク電流を変化させ、間接的に 2 つの抵抗 (12kΩ と 15kΩ) 間の電圧降下を変化させます。2 つの抵抗間のこの電圧降下は、内部コンパレータによって基準電圧 (VOL_HS と VOL_LS) と比較され、OL1_HS と OL1_LS として出力されます。このコンパレータ出力は、開放負荷条件を判定するために開放負荷デジタル回路に供給されます。
上記の各種パラメータの値は、AVDD 電圧 = 4.2V、IOL_PU = 200µA、IOL_PD = 230µA、VOL_HS = 2.3V、VOL_LS = 1.2V となります。
上記の値は、標準的な電源電圧と温度条件での値になります。詳細な仕様については、セクション 6 の「代表的特性」セクションを参照してください。