JAJSFL8C July 2018 – December 2023 DRV8847
PRODUCTION DATA
デバイスごとのパッケージ図は、PDF版データシートをご参照ください。
OUT1 と VM の間に抵抗性負荷 (RL) が接続されている場合、電源 (VM) から流れる電流は次のようになります。
このとき、OL1_LS コンパレータの負端子での電圧降下が 1.2V (VOL_LS) を下回ると、コンパレータは出力を 1 に設定します。これは開放負荷検出があることを示すものです。したがって、OL1_LS コンパレータをトリップするのに必要な電圧は次のように計算されます。
式 16 を 式 17 に当てはめると、次のようになります。
式 18 を解くと、負荷抵抗 (RL) は次のように表されます。
VVM と VOL_HS を 式 19 に入力すると、12V の電源電圧 (VVM) に対して負荷抵抗 (RL) は 135kΩ と計算されます。したがって、VM と OUTx の間に接続された抵抗性負荷のうち、この値を超えるもの (VVM = 12V の場合) は開放負荷として示されます。
電源 (VM) に接続された負荷の開放負荷検出では、開放負荷の抵抗性負荷スレッショルドも電源電圧 (VVM) に依存します。