JAJSFL8C July 2018 – December 2023 DRV8847
PRODUCTION DATA
デバイスごとのパッケージ図は、PDF版データシートをご参照ください。
OUT1 と GND の間に抵抗性負荷 (RL) が接続されている場合、AVDD から流れる電流は次のように抵抗性負荷 (RL) に依存します。
このとき、OL1_HS コンパレータの正端子での電圧降下が 2.3V (VOL_HS) を上回ると、コンパレータは出力を 1 に設定します。これは開放負荷検出があることを示すものです。したがって、OL1_HS コンパレータをトリップするのに必要な電圧は次のように計算されます。
式 10 を 式 11 に当てはめると、次のようになります。
式 12 を解くと、負荷抵抗 (RL) は次のように表されます。
VAVDD と VOL_HS を 式 13 に入力すると、負荷抵抗 (RL) は 14.52kΩ と計算されます。したがって、OUTx と GND の間に接続された抵抗性負荷のうち、この値を超えるものは開放負荷として示されます。
これらのパラメータ値は、分かりやすくするために代表的なケースを想定したもので、電源電圧や温度に応じて変化します。そのため、上記の計算に基づき、設計マージンを考慮する必要があります。