JAJSFL8C July 2018 – December 2023 DRV8847
PRODUCTION DATA
デバイスごとのパッケージ図は、PDF版データシートをご参照ください。
スレーブ デバイスから読み出す場合は、どのレジスタから読み出すかを最初にマスター デバイスがスレーブ デバイスに知らせる必要があります。この通信は、R/W ビットを 0b (書き込み) としてアドレスを設定する書き込みプロセスと同様に、マスター デバイスが送信を開始することによって行われます。次に、マスター デバイスは読み出し対象のレジスタのレジスタ アドレスを送信します。スレーブ デバイスがこのレジスタ アドレスをアクノリッジすると、マスター デバイスは START 条件を再度送信し、続いて R/W ビットを 1b (読み出し) としたスレーブ アドレスを送信します。このプロセスの後、スレーブ デバイスは読み出し要求をアクノリッジし、マスター デバイスは SDA バスを解放しますが、スレーブ デバイスへのクロック供給は続けます。
トランザクションのこの部分では、マスター デバイスがマスター レシーバになり、スレーブ デバイスがスレーブ トランスミッタになります。マスター デバイスは引き続きクロック パルスを送信しますが、SDA ラインを解放して、スレーブ デバイスがデータを送信できるようにします。バイトの終わりに、マスター デバイスはネガティブ アクノリッジ (NACK) 信号を送信し、スレーブ デバイスに通信を停止してバスを解放するように信号を送ります。その後で、マスター デバイスは STOP 条件を送信します。