JAJSFL8C July 2018 – December 2023 DRV8847
PRODUCTION DATA
デバイスごとのパッケージ図は、PDF版データシートをご参照ください。
図 7-20 に示すように、デバイスのウェークアップ時に、定電流源によって OUT1 ピンが AVDD (内部) 固定電圧にプルされ、OUT1 端子から OUT2 端子に電流が流れるようになります。引き込み電流は、OUT1 と OUT2 の間のモータ抵抗に完全に依存します。この電流とコンパレータ スレッショルド電圧 (VOL_HS と VOL_LS) に応じて、コンパレータ出力 OL1_HS および OL2_LS が設定またはリセットされ、開放負荷ステータスを決定されます。表 7-9 に、開放負荷検出の OL1_HS と OL2_LS の状態を示します。このテストは、tWAKE または tON 時間が経過する前に実行されます。開放負荷が検出されると、デバイスの電源が再投入されるか、nSLEEP ピンでデバイスがリセットされるまで、nFAULT ピンは Low にラッチされます。OUT3 ピンと OUT4 ピンについても同様の実装が行われます。
OL1_HS | OL2_LS | OLD のステータス |
---|---|---|
0 | 0 | OLD なし |
0 | 1 | |
1 | 0 | |
1 | 1 | OLD あり |
AVDD 電圧は内部レギュレータ電圧であり、最小値 (VVM、4.2V) として設定されます。したがって、電源電圧 (VVM) が 4.2V より高い場合、この電圧は 4.2V に固定され、それ以外の場合は電源電圧 (VVM) と等しくなります。