JAJSHH8B August 2019 – January 2021 DRV8874-Q1
PRODUCTION DATA
固定オフ時間モードでは、IOUT が ITRIP を超過すると、tOFF の間 H ブリッジがブレーキ (ローサイド・スロー・ディケイ状態、両方のローサイド MOSFET がオン) に移行します。tOFF が経過すると、IOUT が ITRIP を超過したままでない限り、制御入力に従って出力が再イネーブルされます。IOUT が ITRIP を超過したままの場合、H ブリッジは tOFF の間、次のブレーキ (ローサイド・スロー・ディケイ) 期間に移行します。EN/IN1 または PH/IN2 制御ピン入力の状態が tOFF 時間中に変化 すると、tOFF 時間の残りの時間は無視され、出力は再び入力に追従するようになります。
固定オフ時間モードにより、外部コントローラを使用せずに、シンプルな電流チョッピング方式を実現できます。図 7-3 に、これを示します。固定オフ時間モードでは、H ブリッジが tOFF 期間の後自動的にイネーブルし、EN/IN1 ピンまたは PH/IN2 ピンの新しい制御入力エッジを使わないで出力がリセットされるため、100% デューティ・サイクル電流レギュレーションをサポートできます。