JAJSHE6A October 2018 – MAY 2019 DRV8876
PRODUCTION DATA.
デバイスごとのパッケージ図は、PDF版データシートをご参照ください。
2 つのハーフブリッジ負荷に対応する代替アプリケーションでは、IPROPI 出力が 2 つの出力電流を合わせたものとなります。コントローラ ADC の入力電圧がダイナミック・レンジ内に収まるように、電流センス帰還抵抗 RIPROPI を適切にスケーリングする必要があります。以下に、この例を示します。
VADC = 3.3V、IPEAK1 = 1A、IPEAK2 = 0.5A、AIPROPI = 1000µA/A の場合、IPROPI 電圧のダイナミック・レンジを最大化するには約 2.2kΩ の RIPROPI を選択する必要があります。
RIPROPI の精度 (許容差) は、アプリケーションの要件に基づいて選定できます。10%、5%、1%、0.1% はいずれも有効な許容差です。性能とコストの最良のバランスを実現するため、通常 1% を推奨します。
独立ハーフブリッジ・モードでは、本デバイスの内部電流レギュレーションはディセーブルされます。VREF は、コントローラ ADC の電源リファレンスに直接設定できます。