JAJSHE6A October 2018 – MAY 2019 DRV8876
PRODUCTION DATA.
デバイスごとのパッケージ図は、PDF版データシートをご参照ください。
適切なローカル・バルク・コンデンサの確保は、モータ駆動システムの設計において重要な要素です。バルク容量を増やすと、一般にメリットがありますが、コストの増大と大型化というデメリットも伴います。
必要なローカル・バルク容量値は、次のようなさまざまな要素で決まります。
電源とモータ駆動システムの間のインダクタンスにより、電源からの電流が変化する速度が制限されます。ローカル・バルク容量が小さすぎると、モータに大電流を供給しようとする場合、または負荷ダンプが発生した場合、システムの電圧が変動します。十分なバルク容量を使うことで、モータの電圧は安定し、大電流を素早く供給できます。
データシートには一般に、推奨最小値が記載されていますが、バルク・コンデンサの容量が適切かどうかを判断するには、システム・レベルのテストが必要です。