JAJSFT2C July 2018 – April 2024 DS90UB935-Q1
PRODUCTION DATA
DS90UB935-Q1 を同期または非同期の外部クロック モードで使用する場合、 CLK_OUT はイメージ センサの基準クロックとして使用されます。非同期内部クロック モードで動作している場合、CLK_OUT 機能はディセーブルになります。外部 CLK_OUT の周波数は次のように設定されます (式 1 および 式 2 を参照)。
ここで、
CLK_OUT を生成する PLL はデジタル PLL であるため、N/M の比が整数の場合、ジッタは非常に小さくなります。N/M が整数でない場合、信号のジッタは HS_CLK_DIV/FC とほぼ等しくなります。したがって、N/M を整数比にできない場合は、HS_CLK_DIV として小さい値を選択します。
システムで特定の CLK_OUT 周波数 (たとえば 37.125MHz) が必要な場合、設計者は M = 9、N = 0xF2、HS_CLK_DIV = 4 の値を選択すれば、37.190MHz の出力周波数、0.175% の周波数誤差、これに伴うジッタを約 1ns とすることができます。または、M = 1、N = 0x1B、HS_CLK_DIV = 4 とすれば、CLK_OUT = 37.037MHz となり、0.24% の周波数誤差で、ジッタをさらに低減できます。3 番目の方法は、M = 1、N = 0x1B、HS_CLK_DIV = 4 を使用することですが、同期モードのデシリアライザに 25.000MHz 基準クロック周波数 (REFCLK) を使用する代わりに、25.059MHz の周波数を使用します。そして 2x リファレンスをデシリアライザのバック チャネルから DS90UB935-Q1 に供給することにより、低ジッタと低周波数誤差を備えた CLK_OUT = 37.124MHz を生成できます。