JAJSGQ1C December 2018 – January 2021 DS90UB941AS-Q1
PRODUCTION DATA
メイン・レジスタ GENERAL_STS (0x0C) には、DSI エラーに関連する 2 つのステータス・ビットがあります。ビット 6 は DSI_ERROR ステータス・ビットであり、間接レジスタ内のすべての DSI エラー・ビットの論理和を取ったものです。デュアル DSI が有効化されている場合、DSI0 エラー・ビットと DSI1 エラー・ビットの論理和が取られます。しかし、1 つの DSI ポートのみが有効化されている場合、このステータス・ビットは有効化されている DSI ポートのエラー・ビットのみを示します。このビットは、読み出してもクリアされません。DSI 間接レジスタ内のすべてのエラー・ステータス・ビットは、クリアする必要があります。ビット 5 は DPHY_ERROR ステータス・ビットであり、間接レジスタ内のすべての DPHY エラー・ビットの論理和を取ったものです。DPHY_ERROR ビットは、有効化されている DPHY のエラーのみを示し、かつ読み出し時にクリアされないという点で、DSI_ERROR ビットと同様に機能します。
DSI_ERROR_DET ビットがセットされる原因となり得るすべてのエラーを示す 3 つのレジスタが備わっています。このエラー報告は DSI ロジックによって生成され、DSI_ERR_RPT_0、DSI_ERR_RPT_1、DSI_ERR_RPT_2 レジスタに展開されます。DSI_STS レジスタを読み出すと、これらのエラー報告レジスタはクリアされます。DSI エラーの有無を調べるためにレジスタを読み出す最適な順序は、メイン・レジスタ内の GENERAL_STS ビットを読み出し、エラー報告レジスタのエラーを確認してから、DSI_STS レジスタを読み出してその他のエラーを確認し、エラー報告レジスタをクリアすることです。