JAJSGQ1C December 2018 – January 2021 DS90UB941AS-Q1
PRODUCTION DATA
このモードでは、DSI クロックは FPD-Link III インターフェイスの基準クロックとして機能します。DSI クロックは連続モードである (BRIDGE_CTL[7] レジスタ・ビットをセットする) 必要があります。DSI クロックは、必要なジッタ要件を満たす必要があります。このモードでは、FPD-Link III トランスミッタは DSI クロックと同期します。ピクセル・クロック周波数は、Equation2 のとおり DSI クロック周波数に関連しています。
同期パルス:代表的な DSI 基準クロック・モード動作では、垂直同期 (VS) および水平同期 (HS) 信号が、DSI インターフェイスでの元のタイミングを使用して FPD-Link III 上に再生成されます。これらの同期パルスと共に以下の DSI パケットが使用されます。
FPD-Link III の VS パルス幅 (単位:ライン) は、VSS パケットと VSE パケットとの間の総ライン数 (つまり、VSS パケットを含む HSS パケットの総数) に等しくなります。正確なビデオ・タイミングを再構成する場合、VS パルス幅はピクセル・クロックの整数倍とする必要があります。
FPD-Link III の HS パルス幅 (単位:ピクセル・クロック) は、HSS パケット終端と HSE パケット終端との間のピクセル・クロック数に等しくなります。正確なビデオ・タイミングを再構成する場合、HS パルス幅はピクセル・クロックの整数倍とする必要があります。
同期イベント:DSI 信号源が同期イベントのみを送信するように設定されている場合、DS90UB941AS-Q1 は、レジスタの設定に従って、FPD-Link III に VS および HS パルスを生成します。これらの同期イベントと共に以下の DSI パケットが使用されます。
同期イベントの設定:同期イベントのサポートの有効化は、DSI 間接レジスタ DSI_CONFIG_0 (0x20) で行われます。HS および VS パルス幅は DSI 間接レジスタ (DSI_HSW_CFG、DSI_VSW_CFG) で個別に設定できます。