JAJSGQ1C December 2018 – January 2021 DS90UB941AS-Q1
PRODUCTION DATA
リバース・チャネル SPI 動作では、デシリアライザはスレーブ選択 (SS) をサンプリングし、SPI クロック (SCLK) を内部発振器クロック・ドメインにサンプリングします。また、有効な SPI クロック・エッジを検出すると、デシリアライザは SPI データ (MOSI) をサンプリングします。SPI データのサンプルは、バック・チャネルを通じてシリアライザに渡すためにバッファに格納されます。デシリアライザは、バック・チャネル・フレームの SPI 情報をシリアライザに送信します。各バック・チャネル・フレームで、デシリアライザはスレーブ選択値を表すデータを送信します。シリアライザに確実に伝搬させるため、少なくとも 1 バック・チャネル・フレーム周期の間、スレーブ選択を非アクティブ (High) にする必要があります。
データは個別のバック・チャネル・フレームで送信およびバッファされるため、そのデータをバースト形式で再生成できます。図 8-5 に、データが 3 つのバック・チャネル・フレームで到達した場合の SPI データの再生成の例を示します。第 1 のフレームは SS アクティブ表示を、第 2 のフレームは最初の 3 データ・ビットを、第 3 のフレームはその他のデータ・ビットを提供します。
リバース・チャネル SPI 読み出しの場合、SPI マスタは SPI クロックのサンプリング・エッジを生成する前に、往復応答を待機する必要があります。これはフォワード・チャネル・モードでの動作に似ています。1 バック・チャネル・フレームごとに最大 1 データ / クロック・サンプルが送信されることに注意します。
リバース・チャネル SPI の書き込みと読み出しのどちらの場合も、少なくとも 1 バック・チャネル・フレーム周期の間、SPI_SS 信号をデアサートする必要があります。
バック・チャネル周波数 | デアサート要件 |
---|---|
5Mbps | 7.5μs |
10Mbps | 3.75μs |
20Mbps | 1.875μs |