JAJSGQ1C December 2018 – January 2021 DS90UB941AS-Q1
PRODUCTION DATA
独立 2:2 モードでは、DS90UB941AS-Q1 DSI レシーバは 2 つの独立した DSI 入力 (2 つのストリーム) を受信し、2 つの独立したデシリアライザ・リンクに出力します。1 つのビデオ・ストリームが DSI0 に入力され、DOUT0 のシングル・リンクを介して出力されます。もう 1 つのビデオ・ストリームは DSI1 に入力され、DOUT1 のシングル・リンクを介して出力されます。このモードでは、有効化された DSI データ・レーン数、DSI クロック周波数、各 DSI のビデオ形式に関して、DSI0 と DSI1 はそれぞれ異なる設定を持つことができます。
DSI 入力は、BRIDGE_CTL レジスタの DSI_PORT_SEL ビットを設定することで、DSI0 を DOUT1 に、DSI1 を DOUT0 に割り当てるように交換することもできます。
連続 DSI 基準クロック・モード (図 8-17) の場合、各 DSI クロックを使用して各 FPD-Link III レーンのクロック・レートを決定します。外部基準クロック・モードの場合、各外部クロックを使用して各 FPD-Link III レーンのクロック・レートを決定します。このモードでは、ポート 0 のクロックは REFCLK0 ピンに、ポート 1 のクロックは REFCLK1 ピンに入力されます (図 8-18 を参照)。
また、独立 2:2 モードで動作させる場合、本デバイスは内部の常時オン・クロックから生成された内部基準クロックを使用できます。各ポートは、800MHz の内部基準信号を分周する M/N クロック・デバイダを使った独立したタイミングで動作できます。