JAJSGQ1C December 2018 – January 2021 DS90UB941AS-Q1
PRODUCTION DATA
「DSI 間接レジスタの概要」に、DS90UB941AS-Q1 の間接 DSI レジスタの概要を示します。表 8-121 にないレジスタ・オフセット・アドレスはすべて予約済みと見なすべきであり、レジスタ内容は変更しないでください。
レジスタへのアクセスは、間接アクセス・レジスタ (IND_ACC_CTL、IND_ACC_ADDR、IND_ACC_DATA) を使った間接アクセス機構によって行われます。これらのレジスタはメイン・レジスタ空間のオフセット 0x40~0x42 に配置されています。
この間接アドレス機構には、目的のブロックを選択するための制御レジスタの設定、レジスタ・オフセット・アドレスの設定、データ・レジスタの読み書きが含まれます。また、データ・レジスタの読み書きの後にオフセット・アドレスを自動的にインクリメントするための自動インクリメント機能が制御レジスタに備わっています。
書き込み処理は次のとおりです。
IND_ACC_CTL レジスタで自動インクリメントが設定されている場合、手順 3 を繰り返すと追加のデータ・バイトが次のレジスタ・オフセット位置に書き込まれます。
読み出し処理は次のとおりです。
IND_ACC_CTL レジスタで自動インクリメントが設定されている場合、手順 3 を繰り返すと追加のデータ・バイトが次のレジスタ・オフセット位置から読み出されます。
オフセット | 略称 | レジスタ名 | セクション |
---|---|---|---|
0x1 | DPHY_TINIT_TIMING | 表示 | |
0x2 | DPHY_TERM_TIMING | 表示 | |
0x3 | DPHY_CLK_SETTLE_TIMING | 表示 | |
0x4 | DPHY_HS_SETTLE_TIMING | 表示 | |
0x5 | DPHY_SKIP_TIMING | 表示 | |
0x6 | DPHY_LP_POLARITY | 表示 | |
0x7 | DPHY_BYPASS | 表示 | |
0x8 | HSRX_TO_CNT | 表示 | |
0xF | DPHY_STATUS | 表示 | |
0x10 | DPHY_DLANE0_ERR | 表示 | |
0x11 | DPHY_DLANE1_ERR | 表示 | |
0x12 | DPHY_DLANE2_ERR | 表示 | |
0x13 | DPHY_DLANE3_ERR | 表示 | |
0x14 | DPHY_ERR_CLK_LANE | 表示 | |
0x15 | DPHY_SYNC_STS | 表示 | |
0x20 | DSI_CONFIG_0 | 表示 | |
0x21 | DSI_CONFIG_1 | 表示 | |
0x22 | DSI_ERR_CFG_0 | 表示 | |
0x23 | DSI_ERR_CFG_1 | 表示 | |
0x28 | DSI_STATUS | 表示 | |
0x29 | DSI_ERR_COUNT | 表示 | |
0x2A | DSI_VC_DTYPE | 表示 | |
0x2B | DSI_ERR_RPT_0 | 表示 | |
0x2C | DSI_ERR_RPT_1 | 表示 | |
0x2D | DSI_ERR_RPT_2 | 表示 | |
0x30 | DSI_HSW_CFG_HI | 表示 | |
0x31 | DSI_HSW_CFG_LO | 表示 | |
0x32 | DSI_VSW_CFG_HI | 表示 | |
0x33 | DSI_VSW_CFG_LO | 表示 | |
0x34 | DSI_SYNC_DLY_CFG_HI | 表示 | |
0x35 | DSI_SYNC_DLY_CFG_LO | 表示 | |
0x36 | DSI_EN_HSRX | 表示 | |
0x37 | DSI_EN_LPRX | 表示 | |
0x38 | DSI_EN_RXTERM | 表示 | |
0x3A | DSI_PCLK_DIV_M | 表示 | |
0x3B | DSI_PCLK_DIV_N | 表示 |
表 8-164 に、このセクションでアクセス・タイプに使用しているコードを示します。
アクセス・タイプ | コード | 説明 |
---|---|---|
R | R | 読み出し専用アクセス |
R/W | R/W | 読み出し / 書き込みアクセス |
R/W/RC | R/W/RC | 読み出し / 書き込みアクセス / 読み出すことでクリア |
表 8-123 に、DPHY_TINIT_TIMING を示します。
概略表に戻ります。
ビット | フィールド | タイプ | リセット | 説明 |
---|---|---|---|---|
7-3 | RESERVED | R | 0h | 予約済み |
2-0 | TINIT_TIME | R/W | 0h | 電源オン後の D-PHY 初期化時間 (単位:100µs) 初期化時間 = (TINIT_TIME + 1) * 100µs |
表 8-124 に、DPHY_TERM_TIMING を示します。
概略表に戻ります。
ビット | フィールド | タイプ | リセット | 説明 |
---|---|---|---|---|
7 | RESERVED | R | 0h | 予約済み |
6-4 | RESERVED | R | 0h | 予約済み |
3 | RESERVED | R | 0h | 予約済み |
2-0 | DPHY_TERM_DATA _TIMING | R/W | 0h | TD TermEn の最終カウント |
表 8-125 に、DPHY_CLK_SETTLE_TIMING を示します。
概略表に戻ります。
ビット | フィールド | タイプ | リセット | 説明 |
---|---|---|---|---|
7 | RESERVED | R | 0h | 予約済み |
6-0 | TCLK_SETTLE_CNT | R/W | 1Dh | TCLK-SETTLE Tclk セトリング時間の最終カウント (単位:10ns) |
表 8-126 に、DPHY_HS_SETTLE_TIMING を示します。
概略表に戻ります。
ビット | フィールド | タイプ | リセット | 説明 |
---|---|---|---|---|
7 | RESERVED | R | 0h | 予約済み |
6-0 | THS_SETTLE_CNT | R/W | 14h | THS-SETTLE セトリング時間の最終カウント (単位:10ns) |
表 8-127 に、DPHY_SKIP_TIMING を示します。
概略表に戻ります。
ビット | フィールド | タイプ | リセット | 説明 |
---|---|---|---|---|
7 | RESERVED | R | 0h | 予約済み |
6-1 | TSKIP_CNT | R/W | 1Dh | Tskip カウント このレジスタは、送信終了を検出する際に無視されるデータ量を制御します。この値は、DDR クロック単位 (2 UI の間隔) です。このレジスタの設定は、D-PHY レーン周波数に依存します。 |
0 | RESERVED | R | 0h | 予約済み |
表 8-128 に、DPHY_LP_POLARITY を示します。
概略表に戻ります。
ビット | フィールド | タイプ | リセット | 説明 |
---|---|---|---|---|
7-5 | RESERVED | R | 0h | 予約済み |
4 | POL_LP_CLK0 | R/W | 0h | LP クロック 0 の極性 |
3-0 | POL_LP_DATA | R/W | 0h | LP データの極性 |
表 8-129 に、DPHY_BYPASS を示します。
概略表に戻ります。
ビット | フィールド | タイプ | リセット | 説明 |
---|---|---|---|---|
7 | BYPASS_TINIT | R/W | 0h | Tinit 待機時間をバイパスします。 |
6 | BYPASS_TCK_MISS | R/W | 0h | Tck ミス時間をバイパスします。 |
5 | BYPASS_ULPS_CK0 | R/W | 0h | CLK0 の ULPS をバイパスします。 |
4-0 | BYPASS_LP | R/W | 0h | クロックおよびデータ・レーン (3、2、1、0) の LP をバイパスします。 |
表 8-130 に、HSRX_TO_CNT を示します。
概略表に戻ります。
ビット | フィールド | タイプ | リセット | 説明 |
---|---|---|---|---|
7-0 | HSRX_TO_CNT | R/W | 0h | タイムアウト・カウンタ (単位:ms)このタイマは 1ms の幅を持ちます。 例:HSRX_TO_CNT = 1 の場合、タイムアウトは 0~1ms の間に発生し、HSRX_TO_CNT = 255 の場合、タイムアウトは 254~255ms の間に発生します。レジスタ値が 0 の場合、タイムアウトは機能しません。 |
表 8-131 に、DPHY_STATUS を示します。
概略表に戻ります。
ビット | フィールド | タイプ | リセット | 説明 |
---|---|---|---|---|
7 | RESERVED | R | 0h | 予約済み |
6 | LANE_SYNC_ERROR | R/ROC | 0h | D-PHY レーン同期エラー このフラグは、どのデータ・レーンにも正しい同期が検出されなかったことを示します。有効化された各レーンは、同期シーケンスを同時に検出するはずです。これが正しく行われない場合、このフラグがセットされます。また、DPHY_SYNC_STS レジスタを読み出すことで、直近のエラー状態での同期ステータスを確認できます。 |
5 | DPHY_LANE_ERROR | R | 0h | D-PHY レーン・エラーの検出このビットがセットされている場合、1 つ以上のクロックまたはデータ・レーンがエラーを検出したことを示します。エラーを確認するには、DPHY_DLANEx_ERR および DPHY_CLANE_ERR レジスタを読み出します。レーン・エラー・レジスタを読み出すと、このフラグはクリアされます。 |
4 | C_LANE_ACTIVE | R | 0h | クロック・レーン・アクティブ 0:クロック・レーンは非アクティブ 1:クロック・レーンはアクティブ |
3-0 | D_LANE_ACTIVE | R | 0h | データ・レーン・アクティブ 各データ・レーンについて、レーンがアクティブとして検出されたかどうかをこのレジスタは報告します。 0:データ・レーンは非アクティブ 1:データ・レーンはアクティブ |
表 8-132 に、DPHY_DLANE0_ERR を示します。
概略表に戻ります。
ビット | フィールド | タイプ | リセット | 説明 |
---|---|---|---|---|
7-5 | RESERVED | R | 0h | 予約済み |
4 | EOT_SYNC_ERROR_0 | R/ROC | 0h | 送信終了同期エラー - 訂正不可 |
3 | SOT_ERROR_0 | R/ROC | 0h | 同期シーケンスのビット・エラー - 訂正可 |
2 | SOT_SYNC_ERROR_0 | R/ROC | 0h | 同期シーケンス・エラー - 訂正不可 |
1 | CNTRL_ERR_HSRQST_0 | R/ROC | 0h | HS 要求モードでの制御エラー |
0 | HS_RX_TO_ERROR_0 | R/ROC | 0h | HS 送信タイムアウト・エラー |
表 8-133 に、DPHY_DLANE1_ERR を示します。
概略表に戻ります。
ビット | フィールド | タイプ | リセット | 説明 |
---|---|---|---|---|
7-5 | RESERVED | R | 0h | 予約済み |
4 | EOT_SYNC_ERROR_1 | R/ROC | 0h | 送信終了同期エラー - 訂正不可 |
3 | SOT_ERROR_1 | R/ROC | 0h | 同期シーケンスのビット・エラー - 訂正可 |
2 | SOT_SYNC_ERROR_1 | R/ROC | 0h | 同期シーケンス・エラー - 訂正不可 |
1 | CNTRL_ERR_HSRQST_1 | R/ROC | 0h | HS 要求モードでの制御エラー |
0 | HS_RX_TO_ERROR_1 | R/ROC | 0h | HS 送信タイムアウト・エラー |
表 8-134 に、DPHY_DLANE2_ERR を示します。
概略表に戻ります。
ビット | フィールド | タイプ | リセット | 説明 |
---|---|---|---|---|
7-5 | RESERVED | R | 0h | 予約済み |
4 | EOT_SYNC_ERROR_2 | R/ROC | 0h | 送信終了同期エラー - 訂正不可 |
3 | SOT_ERROR_2 | R/ROC | 0h | 同期シーケンスのビット・エラー - 訂正可 |
2 | SOT_SYNC_ERROR_2 | R/ROC | 0h | 同期シーケンス・エラー - 訂正不可 |
1 | CNTRL_ERR_HSRQST_2 | R/ROC | 0h | HS 要求モードでの制御エラー |
0 | HS_RX_TO_ERROR_2 | R/ROC | 0h | HS 送信タイムアウト・エラー |
表 8-135 に、DPHY_DLANE3_ERR を示します。
概略表に戻ります。
ビット | フィールド | タイプ | リセット | 説明 |
---|---|---|---|---|
7-5 | RESERVED | R | 0h | 予約済み |
4 | EOT_SYNC_ERROR_3 | R/ROC | 0h | 送信終了同期エラー - 訂正不可 |
3 | SOT_ERROR_3 | R/ROC | 0h | 同期シーケンスのビット・エラー - 訂正可 |
2 | SOT_SYNC_ERROR_3 | R/ROC | 0h | 同期シーケンス・エラー - 訂正不可 |
1 | CNTRL_ERR_HSRQST_3 | R/ROC | 0h | HS 要求モードでの制御エラー |
0 | HS_RX_TO_ERROR_3 | R/ROC | 0h | HS 送信タイムアウト・エラー |
表 8-136 に、DPHY_ERR_CLK_LANE を示します。
概略表に戻ります。
ビット | フィールド | タイプ | リセット | 説明 |
---|---|---|---|---|
7-4 | RESERVED | R | 0h | 予約済み |
3 | CNTRL_ERR_ULPRQST _CLK | R/ROC | 0h | ULP 要求モードでの制御エラー |
2 | CNTRL_ERR_HSRQST _CLK | R/ROC | 0h | HS 要求モードでの制御エラー |
1 | ULPS_INVALID_ERR _CLK | R/ROC | 0h | ULP モードで検出された無効な ULP 状態 |
0 | HS_RX_TO_ERROR _CLK | R/ROC | 0h | HS 送信タイムアウト・エラー |
表 8-137 に、DPHY_SYNC_STS を示します。
概略表に戻ります。
ビット | フィールド | タイプ | リセット | 説明 |
---|---|---|---|---|
7-4 | RESERVED | R | 0h | 予約済み |
3 | DLANE3_SYNC_STS | R | 0h | DLANE 3 の同期ステータス 直近の同期エラー中のデータ・レーン 3 の同期ステータスを報告します。 |
2 | DLANE2_SYNC_STS | R | 0h | DLANE 2 の同期ステータス 直近の同期エラー中のデータ・レーン 2 の同期ステータスを報告します。 |
1 | DLANE1_SYNC_STS | R | 0h | DLANE 1 の同期ステータス 直近の同期エラー中のデータ・レーン 1 の同期ステータスを報告します。 |
0 | DLANE0_SYNC_STS | R | 0h | DLANE 0 の同期ステータス 直近の同期エラー中のデータ・レーン 0 の同期ステータスを報告します。 |
表 8-138 に、DSI_CONFIG_0 を示します。
概略表に戻ります。
ビット | フィールド | タイプ | リセット | 説明 |
---|---|---|---|---|
7 | RESERVED | R | 0h | 予約済み |
6 | DSI_TRY_RECOVERY | R/W | 1h | DSI 復帰試行 1 に設定すると、DSI プロトコル・モジュールはエラー状態からの復帰を試みます。 |
5 | DSI_IGNORE_HS_CMD | R/W | 1h | DSI HS コマンドを無視 0:HS コマンドを処理 1:HS コマンドを無視 |
4 | DSI_SYNC_PULSES | R/W | 1h | 同期パルス生成の制御 0:元の VS/HS タイミングを再生成しない 1:元の VS/HS タイミングを再生成 |
3-0 | DSI_VC_ENABLE | R/W | Fh | VC-ID の有効化 この 4 ビット・フィールドの各ビットが、4 つの仮想チャネル ID の 1 つを有効化します。必要な VC-ID を持たないパケットが受信されると、エラーが報告されます。DSI_ERR_DET ビットでエラーが報告されるようにするには、DSI_INV_VC_ERR_EN ビットもセットする必要があります。これらの制御機能は、無効な VC-ID を持つパケットをフィルタ処理で除去しません。 |
表 8-139 に、DSI_CONFIG_1 を示します。
概略表に戻ります。
ビット | フィールド | タイプ | リセット | 説明 |
---|---|---|---|---|
7 | DSI_NO_GRAYSCALE | R/W | 0h | グレイスケール補間の無効化 24 ビット未満の DSI RGB データ・タイプの場合、RGB888 への変換では、グレースケール範囲を拡大するため、普段は使われない下位のサブピクセル・ビットに上位のサブピクセル・ビットが複製されます。 0:グレイスケール補間を有効化 1:グレイスケール補間を無効化 |
6 | DSI_VS_POLARITY | R/W | 0h | DSI VS の極性制御 0:VS 信号はアクティブ High 1:VS 信号はアクティブ Low |
5 | DSI_HS_POLARITY | R/W | 0h | DSI HS の極性制御 0:HS 信号はアクティブ High 1:HS 信号はアクティブ Low |
4 | DSI_HOLD_ERR | R/W | 0h | エラーの保持 1 に設定すると、ラッチされたエラー状態が、パルスではなく dsi_err ステータス表示で示されます。 |
3 | DSI_NULL_CRC_DIS | R/W | 0h | NULL および BLANK 長パケットを報告するエラー |
2 | RESERVED | R/W | 0h | 予約済み |
1 | DSI_NO_FILTER | R/W | 0h | パケット・ワード数のフィルタを無効化 |
0 | DSI_NO_EOTPKT | R/W | 0h | EOT パケットなしモード 0 に設定されている場合、EOT パケットが送られないで送信終了が発生すると、本デバイスはエラーを表示します。0 に設定すると、エラーは表示されません。このエラーは、DSI_STATUS レジスタの DSI_EOT_ERR ビットに表示されます。 |
表 8-140 に、DSI_ERR_CFG_0 を示します。
概略表に戻ります。
ビット | フィールド | タイプ | リセット | 説明 |
---|---|---|---|---|
7 | DSI_ECC1_ERR _EN | R/W | 1h | dsi_err ステータスのシングル・ビット ECC エラーを有効化します。 |
6 | DSI_CONT_LP1_ERR _EN | R/W | 1h | dsi_err ステータスの LP-1 競合エラーを有効化します。 |
5 | DSI_CONT_LP0_ERR _EN | R/W | 1h | dsi_err ステータスの LP-0 競合エラーを有効化します。 |
4 | DSI_LP_SYNC_ERR _EN | R/W | 1h | dsi_err ステータスの LP 同期エラーを有効化します。 |
3 | DSI_HSRX_TO_ERR _EN | R/W | 1h | dsi_err ステータスの HS 受信タイムアウト・エラーを有効化します。 |
2 | DSI_ESC_ENTRY_ERR _EN | R/W | 1h | dsi_err ステータスのエスケープ・エントリ・エラーを有効化します。 |
1 | DSI_SOT_SYNC_ERR _EN | R/W | 1h | dsi_err ステータスの SOT 同期エラーを有効化します。 |
0 | DSI_SOT_ERR _EN | R/W | 1h | dsi_err ステータスの SOT エラーを有効化します。 |
表 8-141 に、DSI_ERR_CFG_1 を示します。
概略表に戻ります。
ビット | フィールド | タイプ | リセット | 説明 |
---|---|---|---|---|
7 | RESERVED | R | 0h | 予約済み |
6 | DSI_EOT_SYNC_ERR _EN | R/W | 1h | dsi_err ステータスの EOT 同期エラーを有効化します。 |
5 | DSI_PROT_ERR _EN | R/W | 1h | dsi_err ステータスの DSI プロトコル・エラーを有効化します。 |
4 | DSI_INV_LEN_ERR _EN | R/W | 1h | dsi_err ステータスの無効長エラーを有効化します。 |
3 | DSI_INV_VC_ERR _EN | R/W | 1h | dsi_err ステータスの無効 VC エラーを有効化します。 |
2 | DSI_INV_DT_ERR _EN | R/W | 1h | dsi_err ステータスの無効 DT エラーを有効化します。 |
1 | DSI_CHKSUM_ERR _EN | R/W | 1h | dsi_err ステータスの 16 ビット CRC チェックサム・エラーを有効化します。 |
0 | DSI_ECC2_ERR _EN | R/W | 1h | dsi_err ステータスのマルチビット ECC エラーを有効化します。 |
表 8-142 に、DSI_STATUS を示します。
概略表に戻ります。
ビット | フィールド | タイプ | リセット | 説明 |
---|---|---|---|---|
7 | RESERVED | R | 0h | 予約済み |
6 | DSI_FIFO_OVERFLOW | R/ROC | 0h | DSI - FPD-Link III FIFO オーバーフロー 1 の場合、このビットは、DSI ドメインと FPD-Link III ドメインとの間を伝送されるビデオ・データに 1 つ以上の FIFO オーバーフロー・エラーが発生したことを示します。このビットは、読み出すとクリアされます (次のオーバーフローが発生しない限り)。 |
5 | DSI_FIFO_UNDERFLOW | R/ROC | 0h | |
4 | DSI_FPD3_ERR | R/ROC | 0h | DSI - FPD-Link III バッファ・エラー このフラグは、DSI プロトコル・ロジックと FPD-Link III トランスミッタとの間でバッファ・オーバーフローが発生したことを示します。このフラグは、読み出すとクリアされます。 |
3 | DSI_CMD_OVER | R/ROC | 0h | DSI コマンド FIFO オーバーフロー DSI コマンド FIFO がオーバーフローすると、このビットがセットされます。このフラグは、読み出すとクリアされます。コマンド・モードを実装していないため、この機能はサポートしていません。 |
2 | DSI_EOT_ERR | R/ROC | 0h | DSI EOT エラー検出 このビットが 1 の場合、EOT パケットが送られないで DSI 送信終了 (EOT) が検出されたことを示しています。DSI_NO_EOTPKT が 0 に設定されている場合のみ、このビットはセットされます。このフラグは、読み出すとクリアされます。 |
1 | DSI_READ_WOUT_BTA | R/ROC | 0h | バス・ターンアラウンド (BTA) なしの DSI 読み出し このビットが 1 の場合、BTA なしの DSI 読み出しが検出されたことを示しています。このフラグは、読み出すとクリアされます。コマンド・モードを実装していないため、この機能はサポートしていません。 |
0 | DSI_ERROR_DET | R/ROC | 0h | DSI エラー検出 このビットが 1 の場合、1 つ以上の DSI エラーが検出されたことを示しています。DSI エラーの原因となる可能性があるエラー条件は、DSI_ERR_CFG_0/1 レジスタで設定されます。このフラグは、読み出すとクリアされます。DSI エラー・イベントの数は、DSI_ERR_COUNT レジスタから読み出すことができます。 |
Topic Link Label8.6.2.21 に、DSI_ERR_COUNT を示します。
概略表に戻ります。
ビット | フィールド | タイプ | リセット | 説明 |
---|---|---|---|---|
7-0 | DSI_ERROR_COUNT | R/W/RC | 0h | DSI エラー数 このレジスタは、検出された DSI エラーの数を報告します。この値は、読み出すとクリアされます。DSI エラー・カウンタは診断のみを目的としており、検出されたエラーの正確な数を表すとは限りません。エラーの数を正確に測定するには、カウンタを読み出す前に、DSI_ERR_CFG_0/1 レジスタをクリアすることでエラー測定を無効化します。 |
表 8-144 に、DSI_VC_DTYPE を示します。
概略表に戻ります。
ビット | フィールド | タイプ | リセット | 説明 |
---|---|---|---|---|
7-6 | DSI_VC | R | 0h | DSI 仮想チャネル ID このフィールドは、直近の受信ピクセル・ストリーム・パケットの仮想チャネル ID を返します。DTYPE の下位 4 ビットが 0xB~0xE の範囲であるパケット・ヘッダが検出されるとすぐに、DSI プロトコル・ロジックによってこのフィールドは更新されます。 |
5-0 | DSI_DTYPE | R | 0h | DSI データ・タイプ このフィールドは、直近の受信ピクセル・ストリーム・パケットのデータ・タイプを返します。DTYPE の下位 4 ビットが 0xB~0xE の範囲であるパケット・ヘッダが検出されるとすぐに、DSI プロトコル・ロジックによってこのフィールドは更新されます。 |
表 8-145 に、DSI_ERR_RPT_0 を示します。
概略表に戻ります。
ビット | フィールド | タイプ | リセット | 説明 |
---|---|---|---|---|
7 | DSI_PROT_ERR | R | 0h | dsi_err ステータスの DSI プロトコル・エラー |
6 | RESERVED | R | 0h | 予約済み |
5 | DSI_INV_LEN_ERR | R | 0h | dsi_err ステータスの無効長エラー |
4 | DSI_INV_VC_ERR | R | 0h | dsi_err ステータスの無効 VC エラー |
3 | DSI_INV_DT_ERR | R | 0h | dsi_err ステータスの無効 DT エラー |
2 | DSI_CHKSUM_ERR | R | 0h | dsi_err ステータスの 16 ビット CRC チェックサム・エラー |
1 | DSI_ECC_MULTI_ERR | R | 0h | dsi_err ステータスのマルチビット ECC エラー |
0 | DSI_ECC_SINGLE_ERR | R | 0h | dsi_err ステータスのシングル・ビット ECC エラー |
表 8-146 に、DSI_ERR_RPT_1 を示します。
概略表に戻ります。
ビット | フィールド | タイプ | リセット | 説明 |
---|---|---|---|---|
7 | RESERVED | R | 0h | 予約済み |
6 | DSI_CTRL_ERR | R | 0h | dsi_err ステータスの EOT 同期エラー |
5 | DSI_HSRX_TO_ERR | R | 0h | dsi_err ステータスの HS 受信タイムアウト・エラー |
4 | DSI_LP_SYNC_ERR | R | 0h | dsi_err ステータスの LP 同期エラー |
3 | DSI_ESC_ENTRY_ERR | R | 0h | dsi_err ステータスのエスケープ・エントリ・エラー |
2 | DSI_EOT_SYNC_ERR | R | 0h | dsi_err ステータスの EOT 同期エラー |
1 | DSI_SOT_SYNC_ERR | R | 0h | dsi_err ステータスの SOT 同期エラー |
0 | DSI_SOT_ERR | R | 0h | dsi_err ステータスの SOT エラー |
表 8-147 に、DSI_ERR_RPT_2 を示します。
概略表に戻ります。
ビット | フィールド | タイプ | リセット | 説明 |
---|---|---|---|---|
7-3 | RESERVED | R | 0h | 予約済み |
2 | CMD_FIFO_ OVERFLOW_ERR | R | 0h | コマンド FIFO オーバーフロー・エラー |
1 | EOT_WITHOUT_ EOT_PKT_ERR | R | 0h | EOT パケットなし EOT エラー |
0 | READ_WITHOUT_ BTA_ERR | R | 0h | ビット・ターンアラウンドなし読み出しエラー |
表 8-148 に、DSI_HSW_CFG_HI を示します。
概略表に戻ります。
ビット | フィールド | タイプ | リセット | 説明 |
---|---|---|---|---|
7-2 | RESERVED | R | 0h | 予約済み |
1-0 | DSI_HSYNC_WIDTH_HI | R/W | 0h | Hsync パルス幅 DSI 同期イベントが有効化されている場合 (DSI_CONFIG_0:DSI_SYNC_PULSES = 0)、このフィールドは、生成される Hsync パルス幅 (単位:ピクセル・クロック) を設定します。このレジスタには、DSI_HSYNC_WIDTH のビット 9:8 が含まれます。 |
表 8-149 に、DSI_HSW_CFG_LO を示します。
概略表に戻ります。
ビット | フィールド | タイプ | リセット | 説明 |
---|---|---|---|---|
7-0 | DSI_HSYNC_WIDTH_LO | R/W | 20h | Hsync パルス幅 DSI 同期イベントが有効化されている場合 (DSI_CONFIG_0:DSI_SYNC_PULSES = 0)、このフィールドは、生成される Hsync パルス幅 (単位:ピクセル・クロック) を設定します。このレジスタには、DSI_HSYNC_WIDTH のビット 7:0 が含まれます。 |
表 8-150 に、DSI_VSW_CFG_HI を示します。
概略表に戻ります。
ビット | フィールド | タイプ | リセット | 説明 |
---|---|---|---|---|
7-2 | RESERVED | R | 0h | 予約済み |
1-0 | DSI_VSYNC_WIDTH_HI | R/W | 0h | Vsync パルス幅 DSI 同期イベントが有効化されている場合 (DSI_CONFIG_0:DSI_SYNC_PULSES = 0)、このフィールドは、生成される Vsync パルス幅 (単位:ライン) (つまり Hsync パルス数) を設定します。このレジスタには、DSI_VSYNC_WIDTH のビット 9:8 が含まれます。 |
表 8-151 に、DSI_VSW_CFG_LO を示します。
概略表に戻ります。
ビット | フィールド | タイプ | リセット | 説明 |
---|---|---|---|---|
7-0 | DSI_VSYNC_WIDTH_LO | R/W | 4h | Vsync パルス幅 DSI 同期イベントが有効化されている場合 (DSI_CONFIG_0:DSI_SYNC_PULSES = 0)、このフィールドは、生成される Vsync パルス幅 (単位:ライン) (つまり Hsync パルス数) を設定します。このレジスタには、DSI_VSYNC_WIDTH のビット 7:0 が含まれます。 |
表 8-152 に、DSI_SYNC_DLY_CFG_HI を示します。
概略表に戻ります。
ビット | フィールド | タイプ | リセット | 説明 |
---|---|---|---|---|
7-2 | RESERVED | R | 0h | 予約済み |
1-0 | DSI_SYNC_DELAY_HI | R/W | 0h | 同期遅延 この 10 ビット・フィールドは、DSI プロトコル・ロジックでの Hsync または Vsync の検出から、DSI から FPD-Link III への FIFO の出力までの遅延 (単位:ピクセル・クロック) を設定し、それにより、ドメイン間の FIFO の深さを設定します。 このレジスタには DSI_SYNC_DELAY のビット 9:8 が含まれます。DSI_SYNC_DELAY の最大値は 766 (0x2FE) です。 |
表 8-153 に、DSI_SYNC_DLY_CFG_LO を示します。
概略表に戻ります。
ビット | フィールド | タイプ | リセット | 説明 |
---|---|---|---|---|
7-0 | DSI_SYNC_DELAY_LO | R/W | 20h | 同期遅延 この 10 ビット・フィールドは、DSI プロトコル・ロジックでの Hsync または Vsync の検出から、DSI から FPD-Link III への FIFO の出力までの遅延 (単位:ピクセル・クロック) を設定し、それにより、ドメイン間の FIFO の深さを設定します。 このレジスタには DSI_SYNC_DELAY のビット 7:0 が含まれます。DSI_SYNC_DELAY の最大値は 766 (0x2FE) です。 |
表 8-154 に、DSI_EN_HSRX を示します。
概略表に戻ります。
ビット | フィールド | タイプ | リセット | 説明 |
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7 | RESERVED | R | 0h | 予約済み |
6 | EN_HSRX_OV | R/W | 0h | 上書きすることで CSI RX HS レシーバを有効化します。 |
5 | RESERVED | R/W | 0h | 予約済み |
4 | EN_HSRX_CLK0 | R/W | 0h | HSRX CLK0 の有効化 |
3 | EN_HSRX_D3 | R/W | 0h | HSRX D3 の有効化 |
2 | EN_HSRX_D2 | R/W | 0h | HSRX D2 の有効化 |
1 | EN_HSRX_D1 | R/W | 0h | HSRX D1 の有効化 |
0 | EN_HSRX_D0 | R/W | 0h | HSRX D0 の有効化 |
表 8-155 に、DSI_EN_LPRX を示します。
概略表に戻ります。
ビット | フィールド | タイプ | リセット | 説明 |
---|---|---|---|---|
7 | RESERVED | R | 0h | 予約済み |
6 | EN_LPRX_OV | R/W | 0h | CSI LP レシーバの上書き |
5 | RESERVED | R | 0h | 予約済み |
4 | EN_LPRX_CLK0 | R/W | 0h | LP レシーバの CLK0 の有効化 |
3 | EN_LPRX_D3 | R/W | 0h | LP レシーバの D3 の有効化 |
2 | EN_LPRX_D2 | R/W | 0h | LP レシーバの D2 の有効化 |
1 | EN_LPRX_D1 | R/W | 0h | LP レシーバの D1 の有効化 |
0 | EN_LPRX_D0 | R/W | 0h | LP レシーバの D0 の有効化 |
表 8-156 に、DSI_EN_RXTERM を示します。
概略表に戻ります。
ビット | フィールド | タイプ | リセット | 説明 |
---|---|---|---|---|
7 | RESERVED | R | 0h | 予約済み |
6 | EN_RXTERM_OV | R/W | 0h | CSI RX HS 終端の上書き |
5 | RESERVED | R | 0h | 予約済み |
4 | EN_RXTERM_CLK0 | R/W | 0h | CSI CLK0 の RX 終端の有効化 |
3 | EN_RXTERM_D3 | R/W | 0h | CSI D3 の RX 終端の有効化 |
2 | EN_RXTERM_D2 | R/W | 0h | CSI D2 の RX 終端の有効化 |
1 | EN_RXTERM_D1 | R/W | 0h | CSI D1 の RX 終端の有効化 |
0 | EN_RXTERM_D0 | R/W | 0h | CSI D0 の RX 終端の有効化 |
表 8-157 に、DSI_PCLK_DIV_M を示します。
概略表に戻ります。
ビット | フィールド | タイプ | リセット | 説明 |
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7 | EN_PCLK_DIV_OV | R/W | 0h | DSI PCLK M/N デバイダのオーバーライドの有効化 1 に設定すると、DSI クロックからピクセル・クロックを生成するために使用される M/N デバイダに DSI_DIV_M および DSI_DIV_N レジスタ値が使用されます。 |
6-5 | RESERVED | R | 0h | 予約済み |
4-0 | DSI_DIV_M | R/W | X | DSI Pclk デバイダの M 値このレジスタは、DSI 入力クロックからピクセル・クロックを生成するために使用される M/N デバイダの M 設定値を制御します。通常、この値は DSI レーン数、ピクセルあたりのバイト数、DSI 入力モード (シングル、デュアル) に基づいています。 EN_PCLK_DIV_OV が 0 に設定されている場合、このレジスタは M/N デバイダの自動的に決定された M 設定値を返します。 EN_PCLK_DIV_OV が 1 に設定されている場合、このレジスタ値が M/N デバイダの M 設定値として使われます。 |
表 8-158 に、DSI_PCLK_DIV_N を示します。
概略表に戻ります。
ビット | フィールド | タイプ | リセット | 説明 |
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7-0 | DSI_DIV_N | R/W | X | DSI Pclk デバイダの N 値 このレジスタは、DSI 入力クロックからピクセル・クロックを生成するために使用される M/N デバイダの N 設定を制御します。通常、M/N 設定は DSI レーン数、ピクセルあたりのバイト数、DSI 入力モード (シングル、デュアル) に基づいています。EN_PCLK_DIV_OV が 1 に設定されている場合、DSI_DIV_M と DSI_DIV_N の値が使われます。 EN_PCLK_DIV_OV が 0 に設定されている場合、このレジスタは M/N デバイダの自動的に決定された M 設定値を返します。 EN_PCLK_DIV_OV が 1 に設定されている場合、このレジスタ値が M/N デバイダの M 設定値として使われます。 |