INTB ピンは、各種ローカルおよびリモート割り込み条件の割り込みとして機能するアクティブ Low の割り込み出力ピンです (Topic Link Label8.6 のレジスタ 0xC6 および 0xC7 を参照)。リモート割り込み条件の場合、INTB ピンはデシリアライザの INTB_IN ピンと連動して機能します。この割り込み信号は、設定に応じてデシリアライザからシリアライザに伝搬されます。
- シリアライザで、レジスタの 0xC6[5] を 1、0xC6[0] を 1 に設定します。
- いずれかの下流デバイスの割込みイベントによって、デシリアライザの INTB_IN ピンが Low に設定されます。
- シリアライザは INTB ピンを Low にプルします。信号がアクティブ Low なので、Low は割り込み状態を示します。
- 外部コントローラが INTB = Low を検出し、割り込み元を探索するために ISR レジスタを読み出します。
- ISR の読み出しによってシリアライザでの割り込みがクリアされ、INTB が解放されます。
- 通常は、外部コントローラがリモート・デバイスにアクセスして下流の割り込み元を決定し、デシリアライザの INTB_IN を駆動している割り込みをクリアする必要があります。このとき、下流デバイスは、デシリアライザの INTB_IN ピンを解放します。これでシステムは、次の INTB_IN の立下りエッジでステップ (2) に戻る準備が整いました。