JAJSPY0B February 2023 – March 2024 INA241A-Q1 , INA241B-Q1
PRODUCTION DATA
リファレンス・ディバイダ精度のテスト回路を、図 7-2 に示します。INA241x-Q1 の出力は、単方向または双方向で動作するよう構成できます。
出力電圧は、リファレンス電圧入力である REF1 と REF2 に電圧を印加することで設定されます。リファレンス入力は内部ゲイン・ネットワークに接続されています。2 つのリファレンス・ピンに動作上の違いはありません。2 つのリファレンス・ピンに接続された抵抗ネットワークは、非常に高い精度とマッチングを実現するように設計されています。式 1 に示すように、電流検出の入力電圧が 0V のとき、リファレンス電圧入力に印加される電圧間の中間電圧で出力が正確に設定されます。ほとんどの双方向アプリケーションでは、1 つのリファレンス入力を正の電源に接続し、もう 1 つのリファレンス入力を負の電源 (GND ピン) に接続して、出力電圧を中間電圧に設定します。