JAJSBH2H October 2010 – August 2023 ISO1176T
PRODUCTION DATA
ISO1176T は、絶縁トランスに 1 次電圧を供給する発振器出力を内蔵した絶縁型差動ライン・トランシーバです。このデバイスは、グランド・ループが切断され、はるかに大きな同相電圧範囲で動作できるため、長い伝送ラインに理想的です。
各デバイスの対称型絶縁バリアは、ライン・トランシーバとロジックレベル・インターフェイスとの間で、VDE に従い、4242VPK で 60 秒間の絶縁を行うことがテスト済みです。
ガルバニック絶縁型差動バス・トランシーバは、マルチポイント・バス伝送ライン上での双方向データ通信を目的として設計された集積回路 (IC) です。このトランシーバは、ガルバニック絶縁型の差動ライン・ドライバと差動入力ライン・レシーバを組み合わせたものです。ドライバの ISODE ピン (ピン 10) のアクティブ HIGH イネーブルと絶縁されたイネーブル状態出力で方向の制御を行います。ドライバの差動出力とレシーバの差動入力は、差動入出力 (I/O) バス・ポートを構成するように内部で接続されています。これらのポートは、ドライバがディセーブルされている場合、または VCC2 = 0 の場合、バスへの負荷を最小化するように設計されています。
ケーブル接続されたすべての I/O は、各種ノイズ源からの電気的ノイズの過渡現象にさらされる可能性があります。このようなノイズ過渡は、十分な大きさと持続時間を持つ場合、トランシーバや隣接する敏感な回路に損傷を与える可能性があります。ISO1176T は、データの破損や高価な制御回路の損傷のリスクを大幅に低減できます。
このデバイスは、-40℃~85℃の周囲温度範囲で動作が規定されています。
部品番号 | パッケージ | 本体サイズ (公称) |
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ISO1176T | SOIC (16) | 10.30mm × 7.50mm |