JAJSCV2F November 2016 – October 2024 ISO7730-Q1 , ISO7731-Q1
PRODUCTION DATA
デバイスごとのパッケージ図は、PDF版データシートをご参照ください。
ISO773x-Q1 デバイスは、高性能の 3 チャネル デジタル アイソレータであり、UL 1577 準拠で 5000VRMS (DW パッケージ) および 3000VRMS (DBQ パッケージ) の絶縁定格を備えています。
このファミリのデバイスは、VDE、CSA、TUV、CQC に従って絶縁定格が強化されています。
ISO773x-Q1 ファミリのデバイスは電磁気耐性が高く、放射が低く、低消費電力を実現し、CMOS または LVCMOS デジタル I/O を絶縁します。それぞれの絶縁チャネルにはロジック入力および出力バッファがあり、二重の容量性二酸化ケイ素 (SiO2) 絶縁バリアによって分離されています。このデバイスは複数のイネーブル ピンを備えています。これらのイネーブル ピンを使うと、マルチコントローラ駆動アプリケーションにおいて、各出力を高インピーダンス状態にすることで、消費電力を低減できます。
ISO7730-Q1 デバイスには 3 つのチャネルがあり、すべて同じ方向です。ISO7731-Q1 デバイスには 2 つの順方向チャネルと、1 つの逆方向チャネルがあります。入力電力または入力信号が失われた場合のデフォルト出力は、接尾辞 F のないデバイスでは High、接尾辞 F のあるデバイスでは Low になります。詳細は「デバイスの機能モード」のセクションを参照してください。
絶縁電源と組み合わせて使用することで、このデバイス ファミリは、データ バス (たとえば CAN、LIN など) または他の回路からのノイズ電流がローカル グランドに入り込み、敏感な回路に干渉や損傷を引き起こすことを防ぐのに役立ちます。革新的なチップ設計およびレイアウト技法により、ISO773x-Q1 デバイスは電磁気互換性が大幅に強化されているため、システム レベルの ESD、EFT、サージ、および放射のコンプライアンスを容易に達成できます。ISO773x-Q1 ファミリのデバイスは、16 ピンの Wide-SOIC および QSOP パッケージで供給されます。