JAJSFF2E September 2018 – February 2022 LM321LV , LM324LV , LM358LV
PRODUCTION DATA
図 8-1 の回路の伝達関数は、Equation1 に示すとおりです。
負荷電流 (ILOAD) により、シャント抵抗 (RSHUNT) の両端で電圧降下が発生します。負荷電流は 0A~1A に設定されます。最大負荷電流時にシャント電圧を 100mV 未満に維持するため、許容される最大シャント抵抗はEquation2 を使って示されます。
Equation2 から、RSHUNT は 100mΩ と計算されます。ILOAD と RSHUNT によって生成される電圧降下は、LM3xxLV デバイスによって増幅され、約 0V~3.5V の出力電圧を生成します。LM3xxLV が必要な出力電圧を生成するために要求するゲインは、Equation3 で計算されます。
Equation3 から、必要なゲインは 35V/V と計算されます。これは抵抗 RF と RG で設定します。LM3xxLV デバイスのゲインを 35V/V に設定するための抵抗 RF および RG のサイズはEquation4 で計算します。