JAJSB27I August 2010 – April 2018 LM5119
PRODUCTION DATA.
LM5119デバイスは降圧レギュレータ・アプリケーション用に開発されたデュアル同期整流降圧型コントローラで、高電圧または変動幅が大きい入力電源で動作します。制御方法は、エミュレート電流ランプを使用した電流モード制御です。電流モード制御は、入力電圧フィードフォワード、サイクルごとの電流制限、簡単なループ補償という特長を原理的に備えています。エミュレート電流ランプの使用によって、パルス幅変調回路のノイズによる影響を抑えるとともに、入力電圧の高いアプリケーションでデューティ・サイクルがきわめて小さい状態でも信頼性の高い制御を実現します。スイッチング周波数は50kHz~750kHzの範囲で設定可能です。LM5119デバイスはアダプティブ・デッドタイム制御を用いて、ハイサイドとローサイドの外付けNMOSパワー・スイッチを駆動します。また、ダイオード・エミュレーション・モードをユーザーが選択可能で、不連続モードの動作が可能になり、軽負荷状況で効率が向上します。また、外部バイアスへの自動切換えに対応した高耐圧バイアス・レギュレータによって、さらに効率化を図っています。その他に、サーマル・シャットダウン、周波数の同期化、サイクルごとの電流制限、ヒカップ・モード電流制限、電圧を設定可能なライン低電圧誤動作防止などの機能を搭載しています。放熱を助ける露出ダイ接続パッドを備えて消費可能電力を増大させたリードレス32ピンWQFNパッケージで供給されます。
型番 | パッケージ | 本体サイズ(公称) |
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LM5119 | WQFN(32) | 5.00mm×5.00mm |