JAJSOF4 May 2022 LM5143A-Q1
PRODUCTION DATA
LM5143A-Q1 はピーク電流モード制御で動作するため、補償電圧はピーク・インダクタ電流に比例します。無負荷または軽負荷状態では、出力コンデンサは非常にゆっくりと放電されます。その結果、補償電圧はサイクル単位でのドライバ出力パルスを要求しません。LM5143A-Q1 のコントローラがスイッチング・サイクルの検出に 16 回失敗すると、スタンバイ・モードに入り、低 IQ 状態に切り替わって、入力から流れる電流を低減します。LM5143A-Q1 をスタンバイ・モードにするには、ダイオード・エミュレーション用にコントローラをプログラムする必要があります (VDEMB < 0.4V)。
スタンバイ・モードには、超低 IQ モードと通常モードの 2 種類があります。超低 IQ モードに入るには、MODE と AGND を接続して、その間に 10kΩ の抵抗を入れます。超低 IQ モードでは、相互コンダクタンス・アンプのゲインが 1200μS から 60μS に低下します。標準的な超低 IQ は、3.3V に設定されたチャネル 1 で 15μA で、チャネル 2 はディセーブルになります。超低 IQ が必要ない場合は、MODE を AGND に接続します。通常モードでは、IQ は3.3V に設定されたチャネル 1 で 25μA であり、2 番目のチャネルはディセーブルになります。