JAJSOF4 May 2022 LM5143A-Q1
PRODUCTION DATA
図 10-3 に、相互コンダクタンスのエラー・アンプ (EA) を使用した Type-II 補償器を示します。Equation28 に示すように、EA の開ループ・ゲインの支配極は、EA 出力抵抗 RO-EA と、実効帯域幅制限容量 CBW で設定します。
Equation28 では、EA の高周波極は無視されます。出力電圧から COMP ノードまでの補償器の伝達関数は、(内部または外部の) フィードバック抵抗ネットワークからのゲインの寄与を含めて Equation29 で計算されます。
ここで
EA の補償部品は、原点近くの極、ゼロ、高周波極を生成します。通常、RCOMP << RO-EA かつ CCOMP >> CBW かつ CHF のため、近似値が有効です。