JAJSFY2B August 2018 – June 2021 LM5146-Q1
PRODUCTION DATA
デバイスごとのパッケージ図は、PDF版データシートをご参照ください。
ローサイド MOSFET の両端で電圧降下を測定するか、オプションの電流検出抵抗を使用して、サイクル単位の過電流保護が行えます。LM5146-Q1 ライン・フィードフォワード付き電圧モード・コントローラは、外部のハイサイドおよびローサイド N チャネル電力スイッチを、標準スレッショルドの MOSFET に適した、堅牢な 7.5V のゲート・ドライバで駆動します。適応型タイミングのゲート・ドライバと、ソース 2.3A、シンク 3.5A の能力から、スイッチング遷移時にボディ・ダイオードの導通が最小化され、スイッチング損失が低減し、高い入力電圧と高周波数で MOSFET を駆動するときの熱特性が改善されます。LM5146-Q1 はスイッチング・レギュレータの出力、または他の利用可能な電源で駆動できるため、さらに効率が向上します。
SYNCOUT での、内部発振器に対して 180° 位相がずれたクロック出力は、カスケードまたはマルチチャネルの電源で入力コンデンサのリップル電流と EMI フィルタのサイズを減らすため理想的です。LM5146-Q1 の追加機能として、構成可能なソフト・スタート、フォルト報告および出力監視用のオープン・ドレインのパワー・グッド・モニタ、プリバイアス負荷への単調スタートアップ、VCC バイアス電源レギュレータおよびブートストラップ・ダイオードの搭載、外部電源のトラッキング、可変のライン低電圧誤動作防止 (UVLO) を行うための高精度のヒステリシス付きイネーブル入力、ヒカップ・モードの過負荷保護、自動回復機能付きのサーマル・シャットダウン保護があります。
LM5146-Q1 コントローラは 4.5mm × 3.5mm の熱的に強化された 20 ピンの VQFN パッケージで供給され、高電圧ピンには追加のスペースを設け、ウェッタブル・フランクを採用してハンダ接合部フィレットの光学検査を容易に行えます。