JAJS785J October 1997 – September 2024 LMC6482 , LMC6484
PRODUCTION DATA
デバイスごとのパッケージ図は、PDF版データシートをご参照ください。
図 7-17 の回路は、単一電源を使用して、正弦波をグランドを中心に半波整流します。RI は、入力電圧が電源電圧を超えたときに発生するアンプへの電流を制限します。全波整流は、図 7-19 の回路で実現されます。
図 7-23 では、ポリスチレンまたはポリエチレン製のホールド コンデンサを使用することで、誘電体の吸収およびリーク電流を最小限に抑えています。ドループ率は主に、CHOLD とダイオードのリーク電流の値によって決定されます。LMC648x は入力電流が非常に小さいため、ドループへの影響は無視できます。入力バイアス電流を非常に小さくする必要のあるアプリケーションの場合は、OPA928 をご覧ください。
LMC648x は CMRR が高い (82dB) ため、回路のレール ツー レールのダイナミック キャプチャ範囲全体にわたって非常に優れた精度が得られます。
図 7-25 のローパス フィルタ回路は、ADC と同じ電源電圧を持つアンチエイリアシング フィルタとして使用できます。
フィルタ設計では、入力電流が非常に小さい LMC648x を利用することもできます。入力電流が非常に低いため、値の大きい抵抗を使用した場合でも、オフセット誤差は無視できるほど小さくなります。その結果、より小さい値のコンデンサを使用して、ボード面積とコストを削減できます。