JAJSS15C November 2023 – October 2024 LMK3H0102
PRODUCTION DATA
デバイスごとのパッケージ図は、PDF版データシートをご参照ください。
FOD0 は、拡散スペクトラム クロック処理 (SSC) をサポートしています。SSC は、出力周波数を変調することで、放射エミッションのピークを抑制するために使用できます。SSC_EN (R4[0]) = 1 のとき、FOD0 がソースのすべての出力には SSC が適用されます。SSC_MOD_TYPE (R4[1]) は、ダウン スプレッド変調 (SSC_MOD_TYPE = 0) またはセンター スプレッド変調 (SSC_MOD_TYPE = 1) のいずれかを選択します。LMK3H0102 には、4 つのダウン スプレッド SSC オプションと 1 つのカスタム SSC オプションが内蔵されています。SSC_CONFIG_SEL (R9[11:9]) は、カスタム オプションまたは事前設定済みオプションを選択します。事前設定済みオプションは、FOD0 からの 200MHz 出力用に最適化されます。表 7-4 に、事前設定済み SSC オプションのレジスタ設定の詳細を示します。事前設定済み SSC オプションは、FOD0 からの 200MHz 出力用に最適化されます。エッジ コンバイナを使用する場合、スペクトラム拡散クロック処理をディスエーブルにする必要があります。
SSC_CONFIG_SEL | ダウン スプレッド SSC 深度 |
---|---|
0x0 | カスタム、SSC_STEPS と SSC_STEP_SIZE に基づく |
0x1 | -0.10% |
0x2 | -0.25% |
0x3 | -0.30% |
0x4 | -0.50% |
その他すべての値 | 予約済み |
カスタム SSC が選択された場合、SSC_STEPS (R4[14:2]) と SSC_STEP_SIZE (R5) を構成して、変調深度を設定する必要があります。式 5 と式 6 を使用して SSC_STEPS (R4[14:2]) レジスタの設定を決定し、式 7 または 式 8 を使用して SSC_STEP_SIZE (R5) の設定を決定します。式 7 はダウン スプレッド SSC 用で、式 8 はセンター スプレッド SSC 用です。
ここで
ここで
SSC を使用する出力と使用しない出力が混在する場合、2 つの出力間にクロストークが発生する可能性があります。SSC を単一出力にのみ適用するよう構成する場合、テキサス・インスツルメンツに特定の構成の測定データをリクエストしてください。
SSC 設定を変更するときは、他の SSC 設定が構成されるまで、SSC_EN を 1 に設定しないでください。SSC を構成する際は、次の手順を実行します。