JAJSJO8C March 2020 – January 2021 LMQ61460-Q1
PRODUCTION DATA
本デバイスの以下の動作の説明は、GUID-2F539A0A-AAAC-49E3-807D-9A36BC4E4B41.html#GUID-2F539A0A-AAAC-49E3-807D-9A36BC4E4B41 と以下の波形 (#T4915986-28) を参照しています。CCM では、本デバイスは、内蔵ハイサイド (HS) およびローサイド (LS) NMOS スイッチを各種デューティ・サイクル (D) でオンにすることで、出力電圧のレギュレーションを実現します。HS スイッチのオン時間の間、SW ピンの電圧 (VSW) は VIN の付近までスイングし、インダクタ電流 (iL) は線形的な傾きで増加します。HS スイッチは、制御ロジックによってオフにされます。HS スイッチのオフ時間 (tOFF) の間、LS スイッチはオンにされます。インダクタ電流は LS スイッチを通して放電され、LS スイッチの両端の電圧降下によって VSW をグランドの下まで強制的にスイングさせます。一定の出力電圧を維持するため、コンバータ・ループはデューティ・サイクルを調整します。D は、HS スイッチのオン時間をスイッチング周期で割った値として次のように定義されます。
損失が無視される理想的な降圧コンバータでは、次のように D は出力電圧に比例し、入力電圧に反比例します。