JAJSJX4A March 2020 – September 2020 LMQ62440-Q1
PRODUCTION DATA
サーマル・シャットダウンは、本 IC の接合部温度が 165℃ (標準値) を超えると内部スイッチをオフにすることで、接合部温度が極端に上がるのを防止します。サーマル・シャットダウンは 158℃未満ではトリガされません。サーマル・シャットダウンが作動した後、ヒステリシスにより、接合部温度が約 155℃に低下するまで本デバイスのスイッチングが止められます。接合部温度が 155℃ (標準値) を下回ると、本デバイスはソフトスタートを試みます。
高い接合部温度に起因して本デバイスがシャットダウンされるとはいえ、電力は VCC に供給され続けます。高い接合部温度のせいで本デバイスが無効化されると同時に、VCC の短絡による過熱を防止するため、VCC に電力を供給する LDO の電流制限値が低減されます。サーマル・シャットダウン中、VCC の電流制限値は数ミリアンペアに低減されます。