JAJSJX4A March 2020 – September 2020 LMQ62440-Q1
PRODUCTION DATA
有効な同期信号が検出されると、クロック・ロック手順が開始されます。LMQ62440-Q1 デバイスは、EN/SYNC ピンを通してこの信号を受信します。約 2048 パルスの後、クロック周波数は、出力を変動させることなく、同期信号の周波数へのスムーズな遷移を完了します。周波数は、突然に調整されるとはいえ、そのクロック・サイクルは、デフォルトの周波数で動作する際のクロック・サイクルと同期周波数で動作する際のクロック・サイクルとの間の長さになるように、位相が維持されることに注意します。そのため、長すぎるパルスまたは短すぎるパルスは除去されます。周波数が調整された後、立ち上がり同期エッジが立ち上がり SW ノード・パルスに対応するように、数 10 サイクルかけて位相が調整されます。#T5879147-49 を参照してください。
また、同期パルスの最初のエッジの後で、LMQ62440-Q1 がスペクトラム拡散をオンにすることにも注意します。GUID-9A27AB9D-1F7B-4E25-B566-2A3C1E93ED89.html の MODE/SYNC ピンの説明を参照してください。約 2048 番目のパルスで周波数が調整されると、スペクトラム拡散はオフになります。最後に、低い入力電圧または高い入力電圧のために、または電流制限中に、本デバイスが低い周波数で動作している場合、低周波数動作の原因となっている条件が解消されるまで、周波数はロックされません。