JAJSUP4F March 2013 – May 2024 LMT86
PRODUCTION DATA
LMT86 は、プッシュプル出力により、大きな電流をシンクおよびソースできます。これは、たとえば A/D コンバータ (ADC) の入力段のような動的負荷を駆動する場合に有益です。これらのアプリケーションでは、 ADC の入力コンデンサを迅速に充電するためにソース電流が必要です。LMT86 は、強力なソースまたはシンク電流を必要とするこのアプリケーションやその他のアプリケーションに理想的です。
ベンチ テストでは、LMT86 の電源ノイズ ゲイン (VOUT の AC 信号と VDD の AC 信号との比) を測定しました。図 6-8 に、「代表的特性」セクションに示す標準的な減衰を示します。出力に負荷コンデンサを接続すると、ノイズのフィルタリングに役立ちます。
非常にノイズの多い環境で動作させるには、電源上の LMT86 から約 5cm 以内にバイパス容量を配置する必要があります。