JAJSOP8A November 2023 – August 2024 LP5812
PRODUCTION DATA
デバイスごとのパッケージ図は、PDF版データシートをご参照ください。
LP5812 は、開放された LED に起因するフォルトのために、LED 開放検出 (LOD) を内蔵しています。LOD のスレッショルドは、最大電流が 25.5mA に設定されているとき 90mV、最大電流が 51mA に設定されているとき 180mV です。十分な検出時間を確保するため、LOD はこの LED の PWM 設定が 25 を超えている場合にのみ実行できます。この LED のカソード電圧が 3 サイクル連続して LOD スレッショルドを下回ると、対応する LOD_status レジスタに対してこの LED の LED 開放が通知されます。
LOD フラグは、Fault_Clear レジスタの「lod_clear」ビットに 1h を書き込むことでクリアできます。LED 開放状態が解消されると、関連する「lod_status」ビットは自動的に 0 に設定されます。
開放フォルトが検出された後の動作は、Dev_config_12 レジスタの「lod_action」ビットによって決定できます。「lod_action」ビットが 1h に設定されている場合、LED 開放の発生したドットがオフになり、予測不能な問題を回避します。「lod_action」ビットが 0 の場合には、LOD が検出された後、それ以上の動作は実行されません。LED 開放フォルト検出および動作は、NORMAL 状態でのみ実行されます。