JAJS630E August 2000 – November 2016 LPV321-N , LPV324-N , LPV358-N
PRODUCTION DATA.
LPV3xx-Nは、LMV3xxオペアンプの低消費電力バージョン(5V時にチャネルあたり9µA)です。
LMVオペアンプ製品ファミリに新たに追加された製品です。
LPV3xx-Nは、低電圧、低消費電力、省スペース、低価格が要求されるアプリケーションに、最もコスト効果の高いソリューションです。LPV3xx-Nはレール・ツー・レール出力機能を持ち、入力同相電圧範囲にグランドが含まれています。これらのオペアンプはすべて、速度/電力の比率が非常に優れており、わずか9µAの消費電流で152kHzの帯域幅を実現しています。
LPV321-Nは省スペースの5ピンSC70で供給され、5ピンSOT-23の約半分のサイズです。パッケージが小さいため、PC基板のスペースを節約でき、小型の携帯電子機器の設計が可能になります。また、デバイスを信号源に近接して配置できるため、ノイズを拾いにくくなり、シグナル・インテグリティ(信号品質)が向上します。
本製品は、テキサス・インスツルメンツの高度なサブミクロン・シリコンゲートBiCMOSプロセスで製造されています。LPV3xx-Nの入出力段はバイポーラ構成になっており、ノイズ性能の改善と出力電流ドライブの強化を実現しています。
型番 | パッケージ | 本体サイズ(公称) |
---|---|---|
LPV321-N | SC70 (5) | 2.00mm×1.25mm |
SOT-23 (5) | 2.90mm×1.60mm | |
LPV358-N | SOIC (8) | 4.90mm×3.91mm |
VSSOP (8) | 3.00mm×3.00mm | |
LPV324-N | SOIC (14) | 8.65mm×3.91mm |
TSSOP (14) | 5.00mm×4.40mm |